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▽長崎に到着し

素敵な本屋さんを訪れた後…

 

 

 

 

 
ちょうど2/9(金)から、
長崎ランタンフェスティバルが
始まったばかりということを知り、
それを目掛けてやってきたわけではないけど
折角なので見てみたいと思った。
 
 
 
普段人混みが苦手な私だが
イベントの中心地である
長崎新地中華街へと
路面電車で向かうことに。
 

 

 

とっぷりと日が暮れた後、

19時くらいの様子。

 

 

 

 
 
 
路面電車を降りてすぐから
中華街の入り口までの川沿いに
沢山のランタンが吊るされ、
かなり広い範囲で装飾されている。
 

 

 

 
 
 
所々にどどーんと飾られた
巨大なランタンアート。
いろんなモチーフが組み合わさって
とにかく豪華、そしてカラフル。
 

 

 

 
 
 
ライトアップされた門、
長崎新地中華街の入り口って、
ここであっているのかな?
まだ着いたばかりだというのに
どこが順路かもうわからない。
 
 
 
ところで、
ランタンフェスティバルの
由来ってなんだろうと
長崎の観光サイトで調べると
 
 
 
長崎新地中華街の人たちが、街の振興のために、中国の旧正月(春節)を祝う行事として親しまれていた「春節祭」を、平成6年から「長崎ランタンフェスティバル」として規模を拡大したところ、長崎の冬を彩る一大風物詩となりました。
 期間中は、中国の「元宵節」のランタン(中国提灯)を飾る風習に習い、長崎新地中華街はもとより、浜町・観光通りアーケードなど市内中心部は、極彩色のランタンなどで彩られます。また、中国色豊かなイベントも繰り広げられ、皆様を魅了します。
 
 
 
と書いてある。
 
 
 
ここを訪れるまでは
長崎の街で毎年綿々と
こんなふうに大きなお祭りが
開催されていたなんてこと
いままで知らなかったなぁ。
 
 
 
近づけば近づくほど人の群れ。
先に行くほど混み合って
大晦日の参道を歩いているよう。
みんなしきりと写真を撮るので
余計進まない。笑
 
 

 

 

 

 
 
 
漆黒の夜に真っ赤なランタン。
所狭しと並べられ、
街全体が真っ赤に染まる。
わいわいがやがや賑やかだ。

 

 

 

 
 
 
両脇に飲食店が並んだ
メインストリートを抜けると
広場のような場所に出た。
そして中央の建物に入ると…
 

 

 

 
 
 
天井を覆い尽くさんばかりに
色とりどりのランタンが煌めく。
 
 
 
まさに圧倒されるほどの量、
どこに目をやったらいいか
わからなくなるくらい
全方位に豪華絢爛な飾り。
 
 

 

 
 
一見フツーな龍の飾り。
これ、じっと目を凝らして見ると
左右のオブジェが実は
レンゲやお皿であることがわかる。
どういうコンセプト…?

 

 

 
 
 
滝を登る鯉もいれば…
 
 

 

 

 
 
 
海洋生物がぶら下がっていたり、
(くじらのニヒルな表情がいい。笑)

 

 

 

 
 
 
どういうわけだか
トリケラトプスがいたりする。
 
 

 

 

 
 
 
なんだかわからないけれど
長崎ランタンフェスティバルって
凄いな…と、人の群れから
離れたところで感じる。
 
 
 
でもまだここで終わりじゃない。
 
 
 
新地中華街を離れて、
商店街の方へ行くと、
そこでもランタンアートは
飾られていて…

 

 

 

 
 
 
 
どこまで行っても
ランタンアートがずらり。
街全体が徹底して
お祭りを盛り上げている。
 
 
 
夜の街を大勢の人が
何を食べながら、
誰かと喋りながら
賑やかに通り過ぎていく。
 

 

 

 

 
 
 
本当は中華街のなかで
食べ歩きしたかったけれど
人の群れの中で立ち止まる余裕がなく
商店街のところでようやく
角煮まんじゅうにありつく。
 

 

 

 
 
 
なんだか私が描きそうな、
そんな風味のイラスト。
この店の角煮まんじゅうの
キャラクターなのかな?
なんかかわいい。

 

 

 

 

 
 
 
シンプルイズベスト!
角煮を挟んだだけなのに
美味し〜い。

ほこほこと口に頬張る。

 

 

 

それからまたさらに歩いて、

眼鏡橋の辺りまで。

 

 

 
 
 
橋に吊るされたランタンが
川の水面をゆらゆら照らす。
さらに川に沿った散歩道にも
十二支を模ったランタンが
点々と並べられていて、

 

 

 
 
 
虎はまぁ、かっこいいのに、

 

 

 
 
 
このうさぎの表情よ…
狂気の目をしている…笑

(卯年としては可愛い!、って

言いたかった。苦笑)

 


 

 
 

 

さらに、その先、

一際目につくのは

ぶたたちを乗せたこちら。


 

 

 

 
 
「諸(猪)如意(ツゥスールゥイー)」
 
 
なんだかリッチな感じの
モチーフだなと思ったら、
 
 
中国では「猪」という字は
豚を指すらしく、
肥えた家畜の豚は全身宝であり、
豊年収穫、富のシンボル。
 
 
 
子供をたくさん産むことから
子孫繁栄、家族が増える願いを
表しているんだとか。
 
 
 
あと、個人的にはこっちのアートが
一番気に入った。
ヤギと羊のてんこ盛り。
 
 
 
 
 
真ん中に5円玉みたいなのあるし
こっちもお金関係?かと思ったら
 
 
「九陽(羊)啓泰」
 
 
群れをなす羊は家族の安泰、
末永く平和に暮らすことを表す。
九は多いという意味で、陽は太陽。
羊と陽は同音の字なので
九頭の羊すなわち「九陽」。
 
 
 
いろんな意味が込められているんだなって
解説を読みながらほほ〜と思う。
 
 
 
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長崎ランタンフェスティバルは
2/9〜2/25までの17日間続く。
 
 
 
コロナ禍以降は長らく
中止・縮小が続いていたが
今年は久しぶりの通常規模での実施。
 

 
来週の目玉となる皇帝パレードでは
福山雅治が出演するんだとか。
 
 
 
これだけ大勢の人が集まって
楽しみにしているイベントなのだもの。
来年も、このさきもずっと
続いていく平和を願う。
 
 
 
 
 
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