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魔法使いの住む家

「お前、全然家事やってない!」
旦那に怒られました。
全然家事をやってないように見えるらしいけど、
我が家は汚くもなければ食事の手を抜いてるわけでもない。
魔法使いが住んでいるような家事を紹介します。

実はお風呂の掃除って家事の中で一番簡単なんです。

 

理由は、掃除に必要な要素が全て揃っているから。

1、シャワーが出る。

2、排水口がある、

3、洗剤がすでにある。

4、換気扇等の換気装置がすでについている。


お風呂の汚れの原因は
1.温度
2、水分
3.石鹸カスなどの栄養分
なんだとか。
これらをできるだけお風呂上りに撤去するのです。

 

入浴後というのは最もお風呂の汚れを落としやすい時。

わざわざお風呂が冷めてから掃除すると「風呂掃除」という余計な家事が増えます。

方法としては
・床に物を置かない。
・入浴後に出る時はシャワーを浴室全体にかける。
・換気扇を回して窓を全開に。

・浴槽はボディ用洗剤で洗える。
 

・床に物を置かない

お風呂に物を置くと水垢がたまります。
置いてあるものの周囲には水がたまるのでこれが水垢の温床に。
ですから、お風呂にはできるだけ物を持ち込まないようにします。
家族それぞれが違うアイテムを使っているようならお風呂グッズはいちいちお風呂に持ち込んでもらう。
ちなみに私のお風呂セット。
風呂グッズ.jpg
お風呂に置きっぱなしにしないほうがお気に入りの小物などがきれいなままなので、気持ちよいものです。

・お風呂を出る時シャワーをお風呂全体にかける。

お風呂から上がる人には最後にシャワーをお風呂全体にまわしかけて水垢と石鹸カスなどを流してきてもらう。温かい方が汚れが溶けやすいです。

家族にもこれをやってもらえば、お風呂場は汚れません。

 

・換気扇を回して窓を全開に。

お風呂から出た後は外に面した窓があれば全開に。

無い場合は換気扇をかけっぱなしに。

・お風呂の水は溜めておかない。

お風呂に水がたまったままだと浴室に水蒸気が溜まり、カビの原因になります。

防災の理由で風呂のお湯をあえて抜かないなら、風呂蓋を必ずして水蒸気が上がらないように。


・浴槽は身体用洗剤で洗える

浴槽は身体を洗う洗剤を付けたアクリルたわしでさらさらっとこすればきれいに落ちます。

これで、お風呂掃除なんてほとんどやらなくても浴室はきれいなまま。

しかし、家の間取りがお風呂が外に面していない場合は頑張ってもカビが発生。
しょうがないのでこういう時は塩素系強力洗剤(カビキラーなど)をカビが見えるところにたっぷりスプレーして外出。

帰ってきたら浴室全体をシャワーで流せば真っ白になります。

 

実家や義母の家に行くと、あちこちに調味料が置いてあって、いちいち取りに行ったり、片付ける手間がかかります。
以前実家のキッチンを整理してみたのですが、母は長年その位置で慣れているらしく、半年もせずに元の位置にすっかり戻っていました。

とはいえ、しっかり整理されていないので、食品は消費期限がとっくに過ぎて風味も変わっていましたし、冷蔵庫の奥で食材が腐ってるなんてことはしょっちゅう。
そして高齢になって身体が効かなくなってきたので、その位置に物を取りに行くのがとても面倒になり、料理しなくなってしまっています。
できるだけ若いうちに手元にすべてがあるキッチンを完成させておくべきだと思いました。

整理の条件付けをすると、余計な物が排除されていきます。

1、手元にすべてを置く。
2、大きな容器を使わない。
3、調味料を絞り込む。
4、同じ役割の物を増やさない。
5、重ねられるものを選ぶ。


広いキッチンは昔の女性は憧れたようで、昔の間取りは無駄にキッチンが広いです。
ですから、母にアパートのキッチンを見て

「小さくてかわいそう」と言われました。

 

でも、私から見たら無駄にキッチンが広くて使いづらそうで可哀想ですよ。


大勢の人が入り、主婦が何人かいた時代ならともかく、現代は一人でキッチンを使う時代。
全てが一か所で手に取れるコクピットのようなキッチンの方が料理に集中できて美味しく料理が作れます。
後片付けも、手の届く範囲の物を片づければいいだけなのであちこち移動する必要がなく、目の前の汚れものに集中しているうちに次々と姿を消していきます。

昨夜のメニューは
タンドリーチキン
ターメリックライス
野菜スープ
ナスとピーマンのマリネ
でしたが、実家で作ることを想像したら、すごく面倒になってしまいました。

 

効率的な料理の大前提は最小限のキッチンです。

バスタオルはお風呂上りに身体をふくだけなので、濡れていてもとてもきれいなはずです。
なのに毎回洗剤で洗う必要はあるのかな?
使用後は即乾かせば何回も使えるはず。
と洗濯の有無を常々考えていました。

かといって乾かすだけだと、何となく臭くなってくるんですよね。

我が家は5人で1、2枚のタオルを全員で使うので、びしょびしょになります。
ですから、私はタオルは毎回洗ってしまいますが、水洗いだけ。
水洗いだけでもいいでしょうと思う洗濯物は結構あって、汗もかいていない時期の下着は水洗いだけで済ませてしまっています。

この、水洗いだけで良い洗い物が結構あって、洗剤を使う洗濯ものはおよそ半分になります。

洗濯、すすぎ1回目、すすぎ2回目、と3回転させる時間を

洗濯の1回しかしないので、洗濯はすぐに終わり。

しかも洗濯で布地は傷むので、劣化も防げる。

そして、洗剤でずっと洗ってきて、バリバリに痛くなったタオルはもう交換時期かなと思いきや、ふんわり柔らかくなるのです!
タオルの寿命じゃなかったんですね、単に洗剤が残っていて、硬くなっただけだったのです。

「使ったから洗う」だけの洗濯物って結構多いので、水洗いだけの洗濯物を先に済ますと、洗濯物は半分。
洗剤の量も
水も
洗濯の時間も節約でき
タオルの寿命も延びるといいことづくめです。

 

本当に洗剤が必要なのか、そうでないのか、再考してみてください。