実家や義母の家に行くと、あちこちに調味料が置いてあって、いちいち取りに行ったり、片付ける手間がかかります。
以前実家のキッチンを整理してみたのですが、母は長年その位置で慣れているらしく、半年もせずに元の位置にすっかり戻っていました。
とはいえ、しっかり整理されていないので、食品は消費期限がとっくに過ぎて風味も変わっていましたし、冷蔵庫の奥で食材が腐ってるなんてことはしょっちゅう。
そして高齢になって身体が効かなくなってきたので、その位置に物を取りに行くのがとても面倒になり、料理しなくなってしまっています。
できるだけ若いうちに手元にすべてがあるキッチンを完成させておくべきだと思いました。
整理の条件付けをすると、余計な物が排除されていきます。
1、手元にすべてを置く。
2、大きな容器を使わない。
3、調味料を絞り込む。
4、同じ役割の物を増やさない。
5、重ねられるものを選ぶ。
広いキッチンは昔の女性は憧れたようで、昔の間取りは無駄にキッチンが広いです。
ですから、母にアパートのキッチンを見て
「小さくてかわいそう」と言われました。
でも、私から見たら無駄にキッチンが広くて使いづらそうで可哀想ですよ。
大勢の人が入り、主婦が何人かいた時代ならともかく、現代は一人でキッチンを使う時代。
全てが一か所で手に取れるコクピットのようなキッチンの方が料理に集中できて美味しく料理が作れます。
後片付けも、手の届く範囲の物を片づければいいだけなのであちこち移動する必要がなく、目の前の汚れものに集中しているうちに次々と姿を消していきます。
昨夜のメニューは
タンドリーチキン
ターメリックライス
野菜スープ
ナスとピーマンのマリネ
でしたが、実家で作ることを想像したら、すごく面倒になってしまいました。
効率的な料理の大前提は最小限のキッチンです。