2年の歳月をかけてホーワンの模型が完成したので、自分の乗り物シリーズ第2弾としてタミヤ 1/24ホンダS600を作ってみようと思います。
これがその第1回目
前回お伝えしたようにこのモデル、タミヤ製品にしては全体にシャープさがなくダルいイメージだったのでボディ全体にペーパーをかけて面出ししたのち、ドアやトランクの溝を深く掘り直しました。
そして、今回ぜひやってみたかったのがフェンダーのモールの作り替えです。
エスロクのフェンダーにはフロントからリアにかけてステンレスのモールがついています。
昭和39年当時、それまで二輪メーカーだったホンダはプレス加工の技術的が未熟だったため、1枚の鉄板からフェンダーを作ることができませんでした。その結果2枚のボディパネルを溶接して整形していたのですが、その接合跡を隠すためにこのモールが被せられているのです。
今回これを薄い金属板(0.5ミリくらい)で再現できたら相当リアルになるんじゃないか?って閃いたんですね
早速ナイフでモールを削り取り、凹の溝を掘ってそこに金属板を埋めこうもうとやってみました。
そして見事に失敗しました
均等な深さと幅で凹の溝が掘れないくらい少し考えたらわかりそうなんですけど、、、物事は勢いで進めない方がよろしいようですね
このあとカスタマーセンターで新しいボディパーツを買おうとしたんですが、静岡市に会社があるくせに注文したあと代金を振り込んだり、商品を送ってもらったりと手続きが面倒だったためもう一つキットを買ってきました。
これで心置きなく加工ができます
失敗したボディはひとまず置いといて、今度はエンジンに着手し始めました。
私はプラグ交換がしやすいようにエンジンのプラグカバーを外しています。この度それを再現しようとせっかく綺麗にモールドされたHONDAの文字を削り取り、写真を参考にしながらプラ材であれこれとやっている最中です
実物写真(S800のものなので多少違います)
その他ダルいモールドも修正中
最初のうちはまだやる気があるので、仕事が終わった後に数時間ずつ毎日やってここまでできました。
もう勘づいている方もおありのように、こんなことし始めると終わりが見えなくなってまたいつ完成するかわかりません。
1年後か2年後か
気長にお付き合いください