私がN-VANを選んだ理由の一つに荷台にバイクを乗せることが可能というものがあります。
「軽自動車にバイクが?」と思われるでしょ
それが乗っちゃうんです
ホンダのHPより。
これはN-VANがN-BOXベースのFFシャシーの恩恵によるもので、荷室の広さはスズキ・エブリィやダイハツ・ハイゼットに劣るものの、助手席まで倒すと完全フラットな空間が出現するため、バイクのような大きなものまで積むことができるんです。「小さなクルマにバイクを載せて持ち運ぼう。」って、二輪、四輪どちらも作っているメーカーが推奨(?)してるんだからやらない手はありませんね。
もしこれが成功すれば夏に控えているトライアンフの車検で、半日もかけて掛川のバイク屋さんまで往復する「天浜線地獄」から解放されます
では作業開始
クルマの荷台に直接バイクを乗せるのは少々気がひけるので、コンパネにマットの形を写して切り抜くことにしました。
みなさん、コンパネがどのくらい硬いかご存じですか?私は過去に何度かノコギリで切ったことがありますが、半分(90センチ)に切るだけでも腕がヘロヘロになるくらい疲れます。それが今回のようにクルマの荷台分切り抜くとなると体力はもちろん、時間だってどのくらいかかるかわかりません。
ここで今回の秘密兵器登場
このためだけに買ったマキタのジグソー
バカ早い
切れるのが早すぎて最初のうちはジグソーが暴走して断面が凸凹になってしまい、この時点で今回の仕上がりは諦めました(笑)。
しかし、慣れてくるとフリーハンドでコーナーを丸く切ったりすることも可能です
断面も垂直
今までいろんなものに挑戦してきましたが、声を大にして言えるのが「やっぱり道具は重要ですね〜」。
切断したコンパネを直接クルマに乗せるとオガクズが落ちたり、断面で内装に傷がつきそうだったので、薄手のフエルトをタッカーで貼りました。
写真からもおわかりのように、この辺になってくると完全に仕上がり放棄で実用性重視になってきます。どうせバイクを積めば汚れるものだからと開き直りが肝心です。
ここで買っておいたフエルトが底をついてしまうハプニングが発生。十分足りると思っていたのに意外と使うようです。
中途半端ですが、とりあえずクルマの中にコンパネを敷いてみました。
ん〜、最初思っていたのとだいぶ違う。。。本当はもっとビシッと決まるつもりだったのに
しかし、ここまでできたらバイクを乗せてみたくなるのが人情というもの。
ラダーを掛けて一番軽量なエルシノアで試してみました
おぉー。ミラーがつかえるものの本当にバイクが乗るじゃありませんか
しかし、所詮軽自動車なので運転席には結構な圧迫感があります(笑)。
前輪の固定器具に加え、ラチェット式のベルトでリアを固定すればかなり安定するので、掛川くらいなら余裕で行って来れると思います。このまま林道まで行ってCMのマックイーンのように走るのも悪くありませんが、風が強くて花粉がヤバいことになってそうなのでやめました。
次回は残りのフエルトを貼ってトライアンフで試してみたいところです。
N-VANはいろんな使い道があって楽しいクルマですね
まだまだ隠れたポテンシャルがありそうな予感