慣れるのには時間がかかるもの | トラウマから自由にするRCメソッド (株)RCM社長 高橋万紀子のブログ

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心の整理と心の外科手術専門のカウンセラー
養成もしています。

何であっても

慣れるのには時間がかかります。


例えば私は妊娠糖尿病と診断されて

毎食前後に血糖値を測り

測るたびに(つまり1日6回)

お医者さんに電話をして

先生の指示通り

インスリンを注射する生活です。


10月半ばから始めて

ちょうど2カ月ほど経ちました。


まだお腹に針を刺すのは慣れませんが

手指に針を刺すのはだいぶ慣れました。


その他にも

発芽玄米を自分の分だけまとめて炊いて

80gずつ量ってラップに包み

冷凍しておいたり

毎朝食べるパンには

ライ麦と全粒粉を使って

牛乳の代わりにアーモンドミルク

砂糖の代わりにドライデーツ

と、血糖値が爆上がりしない工夫を

しています。





丼物や麺類にする時には

ご飯や麺を少なくするので

代わりにおかずを増やす必要があります。



カレー!どーん

親子丼!どーん

パスタ!どーん

で済ませていた私にとっては

めんどくさいのなんのって。


仕事だってあるのに

ブーブー言いたくなります。


でも、

お腹のベビちゃんのためだもの

がんばりましたよね。


自分でえらいえらいとほめながら

淡々とやりましたよ。


こんな生活も

だいぶ慣れてきました。


生活習慣を変えるのって

実はすごいストレスですよね。

でも、

変化するのを受け入れて

取り組んでいくと慣れるんです。


変化するのを受け入れないで無理をすると

適応障害になったり

鬱病になったりします。


人生45年も生きていれば

自分が即座に適応できるような

器用な人間でないことくらい

分かるようになります。


時間をかけて慣れていけば

できるようになります。


でも意外と

慣れるのに時間がかかることが

受け入れられなくて

ちょっとやってできないと

すぐに投げ出したり

自己嫌悪に陥ったり

文句を言う人もいますね。


努力できるのだって才能だ

なんて言っちゃう人に

多いように感じます。


結局

時間をかけることを許可できていないだけ。


少しずつでも取り組めば

いつの間にか習慣になって

当たり前にできるようになります。


私は発達障害の特性があって

忘れっぽかったり

事務仕事が異常にできなかったり

集団行動が苦手すぎたりしましたが

それでも大学を卒業して20数年

発達障害じゃなくても

私より事務仕事ができない人が

たくさんいるんだな

と思うくらいまでは慣れました。


周りを見て黙って目立たないようにしたり

iPhoneを使いこなして

秘書のようにお知らせしてくれるようにしたり

ちょこちょこコツコツやって

だいぶ慣れました。


でも自分を責めたり

自己嫌悪したりしていると

こういう小さな努力もできないんですよね。


慣れるまではできないものです。

それで良いのです。


そこからスタートしましょう。


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