身近な人が亡くなったとき | トラウマから自由にするRCメソッド (株)RCM社長 高橋万紀子のブログ

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心の整理と心の外科手術専門のカウンセラー
養成もしています。

身近な人が亡くなったとき

いろいろな感情が湧いてきて

気持ちを振り回されたり

逆に感情を封じてしまって

何も感じなくなったりします。


トラウマとは別に

こういった感情のケアを

グリーフケアと言います。


私のところへご相談に来られる方に多いのは

身近な方が自死されたケースです。


自死は周りの人へのダメージも

ものすごく大きいんですよね。


病気は、どうしようもないと

諦めがつくこともあります。

突然死じゃなければ

心の準備をする時間があります。


しかし

自死は止めることができたんじゃないか

と思ってしまうからです。

死に責任を感じてしまうのです。


例えば、仲良くしていた従姉妹が

自死をしたと知らせが来ました。


会社でひどいパワハラを受けていて

うつを発症してしまい

しばらく会わなかった間に。


おじさんとおばさんはどんなに悲しいか。


大好きなお姉さんのような存在だったのに。

深い悲しみと同時に

もっと会いに行けばよかった

もっと優しくすればよかった

もっと早いうちに相談に乗ったり

退職を手伝っていれば…

といった後悔や

それができなかった自分への怒り

身近な人を自死まで追い込んだ

会社のパワハラをしていたヤツらがゆるせない

憎しみと怒り。


激しい感情が自分の内側で

嵐のように荒れ狂い

自分でもどうして良いか

わからなくなってしまったりします。


そんな心を整理して

回復するお手伝いをするのが

グリーフケアです。


グリーフケアはトラウマと違い

時間がかかります。


カウンセリングで落ち着いたと思っても

しばらくしたらまた

感情がぶり返してくるのが普通です。


それは心の生傷だからです。


骨折すると

手術をして骨をくっつけても

しばらくは痛いですよね。


痛み止めを飲むとしばらく楽ですが

薬が切れるとまた痛みが出ます。


グリーフケアは

骨が変な風にくっつかないように

手術したり固定したり

痛み止めをを処方するのに似ています。


後でトラウマにならないように

痛みを逃しながら

回復を手伝います。


もちろん自死に限らず

身近な人が亡くなるのは

ダメージの大きいことです。


ひとりで抱えずに

カウンセリングに頼ってくださいね。

ご予約はこちら

https://www.reservestock.jp/pc_reserves_v2/calendar_week/27940?course_id=64450


グリーフケア専門コースを

今開講中の認定カウンセラー養成講座

終了後に開講いたします。

8月に開催する予定ですので

受けたい方がいらしたら

チラッとお知らせくださいませ。


今週は札幌へ行きます。

対面カウンセリングご希望ありましたら

お知らせくださいませ。