自分の才能を見極める方法 | トラウマから自由にするRCメソッド (株)RCM社長 高橋万紀子のブログ

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心の整理と心の外科手術専門のカウンセラー
養成もしています。

前提として
磨かずに使い物になる才能はほぼない
を置いておきますよ。

その上で、自分に何の才能があるのかを
どうやって見分けるかについて
お伝えしていきます。

私には音楽の才能がありませんでした。
それでも音楽で大学を出ました。

一言で音楽の才能といっても
内容は複合的です。

音感…ナシ
リズム感…ナシ
ハーモニクス…理論でカバー
楽典…理解力でカバー
表現力…アリ!!
楽曲分析…理論でカバー
音楽学…世界史教会史でカバー
技巧…練習あるのみ

自分で書いてて落ち込んできますけど
お分かりいただけるでしょうか。

才能のなさを努力と頭の良さでカバーした感。

子どもたちを見ていると
音感があって
チャラーっとできて
音楽は楽しいねっなんて言ってて

ああ、これすら持って生まれなかった私。

では、私には何の才能があったのでしょう。

私は構造を抜き出して全体を理解する
という才能がありました。

当時認識していませんでしたが
楽曲分析、音楽理論は強かったのは
構造を理解する才能があったからでした。

意味、意図、構造に強いので
論理が破綻したり
外れて迷子になったりしません。
(ADHDなのであちこち飛びますけど)

私が自分の才能に気づいたのは
音楽を勉強した後
結婚して子育てを経て
解剖学を勉強しトレーナーになり
(ここでも運動音痴を理解力でカバー)
解剖学の知識を心理学に転用してからです。

私は勉強が嫌いであまりしてきていない
と思っていますが
並べてみるとずっと勉強してますね。

構造を抜き出して他分野に当てはめ
整理して頭に入れる

私はこの能力に関して天才のようです。

結局カウンセリングでも
構造から見ていって
取捨選択し頭の中に収める
という作業をしています。

つまり才能とは
いろいろやってみて
◇努力がそのまま結果に反映する
◇努力をたくさんしないと伸びない
◇努力してもイモ
(上から下に才能がない)

オプションで
◇他の人がどうしてできないか理解できない
(これは確実に才能があるというか
才能でやっている)

以上に分類してみて
初めて分かるようになっているのですね。

そういう意味で
学校でいろいろな科目を学ぶのは意味があり
真に才能を伸ばすには
通っておくと良いことが分かります。

何も知的なことばかりが才能ではありません。

体力も才能ですし
コミュニケーションも才能です。

今日は才能を見分けることについて
お伝えしましたが
才能を活かすのはまた別のお話。

あ、簡単な才能の見分け方はね
◇「何でこんなこともできないの?」
と他人を見てイラっとする
◇代わりにやってあげれば私はすんなりできる
は基本才能です。

新人の頃、自分も苦労したことを忘れて
「何でこんなこともできないの?」
と思うのは知性に問題がある例外。

イラっとするだけで自分もできないなら
性格に問題がある例外。

心に傷があると
自分の才能を認められなかったり
他人に認めてもらうことばかり気にしたり
伸ばす努力ができなかったり
することがあります。

これは能力を伸ばす際
ブレーキになってしまいます。

必要でしたら
カウンセリングで外しましょう。

「私ってこんな才能があったんだ」
とびっくりされる方
何人もいらっしゃいますよ。