日常／非日常という章を学びました。
（必死で前日の午前1時頃までかかって
仕上げた申し訳ない章でした。）
でもやっぱり加えて良かったな
と思ったのは
大きなプレッシャーの中で
高いパフォーマンスを期待される世界に
生きる人たちについて想像力を働かせる
きっかけになったのがよく伝わりました。
そして私は改めて
あ、ハードな訓練を受けてきたんだな
と認識を新たにしました。
大変な目に遭ってきたということと
ハードな訓練を受けてきたということと
高い理想を自分に押しつけて消耗してきた
ということはそれぞれ別のこと。
大学で落ちこぼれだったので
私くらいのことは誰でもできる
と思っていましたからね。
ハードな訓練を受けたことは、
何だかんだ役に立ちます。
そのとき結果に繋がらなくても
あとあと生きてきますね。
若いときの苦労は買ってでもしろ
というのは
ハードな訓練はとりあえず受けておけ
という意味だと思います。
いじめられたり
理不尽な目に遭う苦労とは違います。
できるまで練習するとか
覚えるまで反復するとか
歯を食いしばりながら続けるようなことって
やっておいた方が良いです。
悪口だけど
キラキラ起業系
特に心を扱うお仕事の人を見て
あ、ハードな訓練を通ったことがある人だ
って思う人はほとんど見ません。
カウンセリングって知的な作業ですけど。
務まってないだろうな〜
って思いながら見ています。
私の務まるとその方々の務まるは
多分定義が違いますけどね。
苦しんできた経験があって
それを克服できたので
伝えたいと思うのかな、と思います。
自分が克服できたことと
クライアントの状態を診断して
原因を取り除き
生きやすい状態を作る技術は
まっっっっっったく別物。
しばらく私自身
非常に高い知的能力と技術を持っている
ということに気づいていなかったので
え？興味あるならこれくらいできるよね？
なんて無茶振りやってましたスミマセン。
少し前から
私は特殊な訓練を受けた人材なのか
ということに気づき始め
少しハードルを低めに設定しています。
できるようになるというのは
そう簡単なことじゃないのですよね。
だから
3日でカウンセラーになれるわけない。
あ、名乗るのは勝手です。
結果を出せなくても訴えられることは
まずないでしょうしね。
というのは
お金を払った額より
弁護士を立てたり訴える方が高くつくので
その手間や何かを考えれば
泣き寝入りがほとんどです。
そういうところにつけ込むことができるのよ
この業界。大っ嫌い。
簡単にカウンセラーになりたい
簡単に活躍したい
そう思う人たちは、
詐欺の片棒を担ぐことになりますよ。
もう一回言います。
カウンセリングは知的な作業です。
身につけるべき知識と技術があります。
そんな簡単なもんじゃないから。
これだけ厳しいところを通ってきてるから
ちゃんとした愛と優しさを発揮できます。
厳しいところを通ったからって
クライアントにきつく当たるとしたら
ただの未熟です。技術が足りない。
お医者さんに治療してもらうのに
専門知識は求められませんよね。
と同時に
いくらお医者さんが治療をがんばっても
性病を移されるような生活をしていれば
治療の甲斐なし。
専門知識はいらないけれど
身を守ったり
健康に過ごすために
必要な知識は必要です。
カウンセリングも同じ。
クライアントさんには
心について専門知識はいりません。
でも
同じことを繰り返さないために
変化を受け入れる覚悟は必要です。
カウンセラーになりたいとしたら
クライアントとは
別次元のことを要求されます。
クライアントの延長ではなれませんよ。
でも
クライアントとして自分の身に起きた変化の
仕組みや技術を知るだけ知りたい！
という方が養成講座を受けるのはOK。
次回カウンセラー養成講座は
9月末スタートを予定しています。
カリキュラムなど詳しい内容は
↑リンクをご覧ください。