他力本願とひとりで抱え込みすぎるの間 | トラウマから自由にするRCメソッド (株)RCM社長 高橋万紀子のブログ

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心の整理と心の外科手術専門のカウンセラー
養成もしています。

ドカンドカーンと扉が開く音がしています。

一昨日、ザワッと傷にさわったところで
一瞬見えた過去のこと

相手のやったことで
私が被害に遭っても損害を被っても
相手は償いをせず
私が負わなくてはならない
=ケアされない

傷は自分で手当てし
リハビリも助けなく自分で
全部やってきた

コレが残っていました。

おかげで私は強くなったし
だからここまで成長していますが
人の助けを乞うのが上手じゃないのは
(それでも助けていただいているけど)
できない自分でいることは許されない
と思っていたのでした。

事実、許されず
責められまくった過去はあるのでね。

できない私にOKを出して工夫をする
ということはできていましたが
できない私を助けてもらって良い
とは思えてなかったのですね。

できない私のままでいたって尊かったのにね。

助けてもらった結果、助けてくれた人に
のちにメリットがあると思えたら
助けの手を受け取ることは容易いです。

弱さがほとんど目につかないくらい
登りつめたので
この傷は見つかりにくかったのでしょう。

ビジネスではギブアンドテイクが基本です。
ギブしまくる材料はすでにあるから
受け取りまくっちゃっていいじゃない。

恩返しは少し意味が違いますよね。
差しのばされる助けをありがたく受け取って
恩を返していけば良いのだと思うことにします。

恩を返せなくても良いです。
感謝を返していけば良いのです。

自分で工夫して伸ばす点と
助けを受け取って伸ばす点を
間違えないように見極めが必要です。

コレを間違えると
他力本願になったり
抱え込みすぎて潰れたりします。

今やっと
きちんと整理をして
落とし所に収めることができました。

これからさらに前進するでしょう。

扉がドカドカ開いたのは
溜め込んでいた書類を整理して
いろいろ捨てたからかしらん。

新しいものが入るスペースを作る
受け取る手を空にする
コレは大事なことです。

そしてさらに
人の助けを受け取れるようになった私は
ドンドコいくわよ。



【 追記 】

「他力本願」について、
他人の力をあてにするという意味での使用は
誤用であるとのご指摘をいただきましたが、
国語辞典で認められている用法ですので
このままとします。
言葉の由来を知らないわけではないです。
他者本願というのが
他力本願の言葉の由来にも配慮した
正しい言葉のようですが
常用されていないと判断しました。

このブログは
平易で普段使われている
わかりやすい言葉で書くことを
基本姿勢としています。
文法的、また由来なども含めた正しさより
伝わりやすさに重きを置いていることを
ご了承ください。