メンタル、強くならなくていい | トラウマから自由にするRCメソッド (株)RCM社長 高橋万紀子のブログ

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心の整理と心の外科手術専門のカウンセラー
養成もしています。

メンタルが弱い自分に

ダメ出ししていませんか。

私にはちょっとわからないのですが
メンタルが強いって何ですか。
どういう状態を
メンタルが強いと言うのでしょう。

鈍感より強いものはない
と個人的に思っていますが
みんなが鈍感になったら…
色々…幸せかもしれないけど
それで良いのかな?

攻撃的であることが
強いわけでもありません。
弱い犬ほどよく吠えるとも言いますね。

我慢強さでしょうか。
我慢強い人って
密かに怨みが漏れています。
普通の人は
気づかないかもしれませんが
私から見ると
あらら傷だらけ…
それって強いのかな。

ダメージを受けないのは鈍感だから。

鈍感じゃなくても
ダメージを受けないとしたら
相手の意図を見抜いて
対策を取ってあるから。
相手より優れているからです。

自分より立場が下の人間に
強いメンタルを持て
と要求するのは
鈍感になるか
自分より優れるかの
二択を要求することになります。

…それでいいの?

私は、強いメンタルを作るより
傷ついたときに
どうやってケアするかという
知識を身につけることを勧めます。

身体が傷つかないように
と思ったら
護身術でも習って
強くなれば良いかもしれませんが
だいたい
メンタルを攻撃してくる相手は
逆らえない相手ですもんね。

上手にかわして
傷ついたときには自分で応急処置が
できるようになる方が
ずっと実践的です。

メンタル、強くならなくていい。

弱い自分を責めなくていい。
傷つきやすさは繊細の裏返し。
繊細の良さを引き出すなら
誰より優しい人になります。

傷つくのが嫌だったら
境界線を引くことと
準備をすることです。

傷ついてしまったら
カウンセリングでケアしましょう。

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