もっとああしていれば、こうしていれば
私のせいで
こうして
自分に対して怒り
責めてしまうことはとても多いです。
そんなときは
亡くなった人の思い出でなく
自分がやったことについて
よく思い出していないでしょうか。
そして、
後悔と自分への怒りを
自分にぶつけてしまうのです。
それでは
悲しむことができません。
大切な人。
どんなところを大切だ
と思っていましたか?
どんな人だったのですか?
一緒に過ごした
どんなことが楽しかったのですか?
そんなステキな人に、もう会えない
ステキな時間を一緒に過ごすことができない
悲しい…
その
失った悲しみに
その人への思い以外を混ぜずに
悲しみを感じることができますか。
悲しい…
それを味わい
悲しみを悲しみのまま悲しみます。
それができるようになれば
その悲しみの波は
時々急に襲ってくるかもしれません。
時間はかかります。
でも、周りの人に
慰めてもらって良いのですよ。
怒りに替えて押し込むよりも
ずっと早く癒えます。
大切な人を亡くすとは
そういうことです。
悲しいのです。
悲しんでもらえる故人は幸せです。