自分じゃない誰かの人生を生きてきた人へ | トラウマから自由にするRCメソッド (株)RCM社長 高橋万紀子のブログ

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心の整理と心の外科手術専門のカウンセラー
養成もしています。

親にしてもらえなかったことを子にするのは間違い
という記事で、
親が子どもの頃の願望を
自分の子どもに押しつけることがある
と紹介しました。

押しつけられた子どもは
親の人生を生きることを強要されます。
強要だなんて
と思うかもしれませんが
強要なんです。
子どもは弱く、
生きる術を親に握られています。

自分が好きでもないことを
親がさせたいためにやらされている子は
とても多いです。
生きるために、好きじゃなくても
やらなくてはいけないことはあります。

片づけとか。

そういうことと
親の人生を生きなきゃいけないのは
違うし、子どもはわかっています。

何か自分を生きていない気がするのは
親が近くにいようといまいと常に
親の好みを選択してしまう
縛られてしまっている場合があります。

無難な年配の方に好まれるファッションを
つい選んでしまうけれど
本当は流行を身につけたい
でも、何かブレーキがかかってしまう。

この状態は、
普段は好きな格好をしているけれど
祖父母宅に行くときは少し気をつけよう
というのとは違います。

何か、自分で選んでいないのです。

このケースは、
たまに違う原因のこともあり
それには触れずにおきますが
あまりに母子密着すると
起きる場合が多いです。

じゃあ、流行の服を着ればいいじゃない
と思うかもしれませんが
一言で流行といっても
自分の好みさえ見失っているので
押しつけられてきた価値観以外は
わからないのです。

このズレを感じ、修正もできず
バランスを崩すと
鬱や拒食症になるのかな
と感じています。

自分の人生を取り戻したいですね。

自分で選んだ苦労なら
けっこうがんばれるものです。
でも、押しつけられた苦労は
つらいですね。

親の支配を
自分の中でひとつひとつ見つけ出し
捨てる必要があります。
そして代わりに
自分の好みをはめていきます。

押し込められた怒りが
出てくるかもしれません。

でも、自分の人生を生きましょうね。

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