モラハラ、DVは、自分で立ち向かわない | トラウマから自由にするRCメソッド (株)RCM社長 高橋万紀子のブログ

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養成もしています。

モラハラ、DV
いったいどんな人が
どんなことをするのか。
そういうことに関しては
特別知識や経験はなくても
ちょっと検索すれば出てくるので
わざわざここで取り上げません。

ここで言いたいのは
モラハラ、DV加害者も
以前被害者だったということと
彼らにとって女は獲物であり
人格として認めていないので
女が働きかけてもムダ
ということです。

彼を愛しているから
この深い愛で
と思っている時点で
彼には届きません。

同性でも非常に難しいと思います。
かなりのスキルが必要です。
あちらもかなりの手練れですから。
同等か、少し上の立場の同性の人が
親身に関わるのが良いと思います。
だから、若いうちが良いですね。

キリスト教の人が安易に
祈りと信仰で立ち向かえ
というのも慎んでいただきたい。
それは、被害者をさらに孤独に追い詰めることです。

もし友人が被害にあっていたら
積極的に間に入ることです。
危険に身をさらせ
というわけではありません。

加害者は外面が良いのです。
外面が良い時間を長くするために
他人が一緒にいてあげたり、
彼女を無理やり連れ出してごめんなさい、
と間に入ってあげるのです。
一人だと、じきに巻き込まれます。
何人も、何人も入れ替わり立ち替わりです。

…なんて、
そんなに友だちがいない人が狙われるんですけどね。

もし、身の回りの誰かが
被害にあっていたら。
そんな風に関わってください。
被害にあっている本人も、周りも
自分でなんとかしようとすると
失敗します。

被害に遭うのは
恥ではありません。
恥ずかしい目に遭わされたことは
恥ではありません。

助けが必要なんです。

もし助けを求められたら
こうしたらいいよ、
などと言わないでください。
あなたがこうすればいいんじゃないの?
なんて絶対NGです。
それは被害者を崖に突き落とす言葉です。

大変なんだね、
と言ってあげてください。

どのくらい関わるか、
それは境界線の問題です。
境界線の内側に囲ってしまうと負担になり
後で難しくなります。
自分の境界線をはっきりさせている人が
具体的に助けになることができます。

大変難しく込み入った問題で
もどかしさにイライラしますが
簡単な解決策はありません。
逃げるにしろ何にしろ
周到な準備が必要です。

モラハラ、DVは
非常に難しい問題です。
これくらいにしておきます。