男と女の違いは、多様性の始め | トラウマから自由にするRCメソッド (株)RCM社長 高橋万紀子のブログ

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心の整理と心の外科手術専門のカウンセラー
養成もしています。

今まで
男は尊敬が大事
女は愛が大事
ということを見てきましたが
この違いのせいで
大変ややこしいことになっております。

以前
女は、自分がしてほしいことを
言わなくてもわかってくれることを
望んでいるとを書きました。

でも、男も女も、言えない姿を書きました。

そういう訳で、
男は、女がしてほしいことを
探って当てなくてはなりません。

そんなにヒマじゃない、
というのが実際のところですが、
もうひとつ、
邪魔をするものがあります。

男の誇りです。
自分の判断が正しいと認めてもらいたい
という本能が、
彼女が何を欲しているのか
かがみこんで知ろうとするのを邪魔します。

オレはわかってる、
というところにいたいのです。

女は女で、
私を愛していることを
行動で示せるほど
私に関心を持って私を見てほしい、
それだけの能力を見せないと
尊敬できない
というのが心の底にあるので、
素直に責めずに
してほしいことを言うことができません。

ああめんどくさい男と女。

でもね。
私は、このかみ合わない、難しい問題は
多様性の始めだと思っています。
これだけ難しい違いを受け入れ合うのは
民族や国家、文化の違いを理解し
受け入れ合うことの始め。

同族同士、理解し合えるもの同士
としか平和を築けないとしたら
実質孤独です。

お互いの違いを知り、
ではどうしようか、
と知恵を出し合うことで
関係は強固になり、
より外部に対して弱点が減ります。

どういうことかというと、
男の弱点は、女の強み
女の弱点は、男の強みなので
男の弱点を女がカバーし
女の弱点を男がカバーすることで
夫婦という単位で見るとき
ぐっと弱点が減るのです。

次回からは
違いと共に、どのように
カバーし合えるのかという視点で
男と女を見ていきましょう。