どこまでされても許すか | トラウマから自由にするRCメソッド (株)RCM社長 高橋万紀子のブログ

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心の整理と心の外科手術専門のカウンセラー
養成もしています。

前回周りの人間を分類するの記事で
人を分けました。

次に、自分がされても良い、
不快じゃないことと
されたらイヤだと思う、不快なことを
分けます。

それはもちろん、相手によりますね。

例えば私は、
女性に体を触られるのは平気です。
見知らぬ女性にウエストさすられたり
することもありますが、平気です。
夫ならどこでもOK。
それ以外の男性は、指一本
触られるのもイヤです。
(最近勉強会であちこち触られるので
もう慣れてきましたけど。
大腿二頭筋とかね、そういうやつ)

逆に、夫に触られるとイヤな物もあります。
楽器など。

こういうの、
自覚しているだけで、
ずいぶん違うんですよ。

分類するときに役立ちます。
なぜかというと、
全然悪気なく、不快なことを
する人がいますが、
自分が何をされると不快かを
よく知っておくと、
相手の言動である程度予測できます。

あんな人だと思わなかった!

というケースを
減らすことができます。

私は、されるとイヤなことが多いので
基本的になるべく外側の円から
関係をスタートさせます。

だんだん親しくなる、
というのは、問題が少ないです。

逆に、よく知らないうちに
内側の円に入れてしまうと、
後から距離を取るのが難しく、
トラブルになりやすいです。

ひとつ、例を挙げてみましょう。

私は、お金の貸し借りが嫌いです。
Aさんは、どうかわかりません。
少し、外側の円に入れておきます。
Aさんが、気軽にCさんから
お金を借りる場面を見ました。

Aさんとお金の貸し借りが
必要な状況にならないように
気をつけることができます。
お金の貸し借りをするほど親しくならない
ということもできます。
それでも親しくなりそうなら、
「私は、どんなに仲が良くても
お金の貸し借りはしないことにしているの」
と事前に伝えることができます。

これで
トラブルを避けることができます。

1回だけなら…

というのはありません。
1回許すと、相手にとっては
「貸し借りOKな人」
というメッセージを送ることになります。

後から断るのは、
関係が難しくなる可能性が高いです。

イヤだ、と思うことは
悪いことではありません。

このように、
されたらイヤなことを
自分で知っておくことは大事ですよ。