Doの価値観 | トラウマから自由にするRCメソッド (株)RCM社長 高橋万紀子のブログ

トラウマから自由にするRCメソッド (株)RCM社長 高橋万紀子のブログ

心の整理と心の外科手術専門のカウンセラー
養成もしています。

今まで
2回にわたり、Haveの価値観について
見てきました。

今回は、Doの価値観とは
どういうものかを見てみましょう。
Haveの価値観が
「何を持っているか」
ということを価値基準としているのに比べ
Doの価値観は
「何をしているか」
ということを価値基準としています。

学歴、職歴、お金、家、車…
Haveの価値観ならばそれを持っている
ことが価値ですが、
Doの価値観では、
「それを使ってどうするか」
ということなので、
使わないなら必要ありません。

仕事に学歴は関係ない
というのは、このDoの価値観からです。
東大を卒業しても、
東大で学んだことを仕事で活かせないなら
何の役にも立たないし、
中卒だって、きちんと責任を持って
仕事ができるなら、
それでいいじゃないか、という考え方です。

もし、若い人が読むことがあれば、
と思うので、つけ加えますが、
私は大学まで行った方が良いと思います。
もし行くことが許されるなら。

社会人として仕事を始めても、
勉強は続きます。
学校のように教えてもらえるわけでなく
自分で学んでいきます。
大学までの専門知識は、業界の常識、
いわば入り口です。
大学を卒業するレベルで、
その世界の常識がわかり
さらにそこから深める学びが
スタートします。

勉強をなめちゃいけません。

人生は、あたかも
後ろにゆっくりと進むエスカレーター
のようです。
常に歩き続けないと、
止まったら後退します。
これからどんどん社会は厳しくなります。
止まっている人をかばってあげる余裕が
どんどん失われるでしょう。

大学を卒業した方が良いけれど
大学を卒業すれば大丈夫というわけではない
違いがわかりますか?

ある意味で勉強というのは、
社会で戦う武器の蓄えです。
大学を出た、というのは、
武器にならないんです。
大学は武器庫。
置いている武器が、大学によって違うわけです。
何も武器を手に入れず素通りなら
意味がありません。

東大には、
すっごい武器があるんだぜ!
あそこに行ったら
すっごい武器を手に入れているに
違いない、という期待の元
企業が採用するわけです。
しかし実に素通り手ぶらの人が多い
というのが最近の問題で
武器庫に行ってなくても
別の方法で武器を手に入れていれば
戦えるんじゃないか、
という考え方が出てきています。

ただ、武器庫でないところで
武器を手に入れるのは、大変です。
荒野で武器を見つけるより
武器庫に行った方が早いよ、
というのが私の考えです。

インターネットで調べればいい
というのは、ちっちっ
勉強の仕方を知ってからなら良いでしょうが、
インターネットで手に入るのは
弾のようなもので、
銃を持ってなきゃ使えないんです。

それました。

Doの価値観が、見えてきたでしょうか。

いつも、選択肢を見て、
選び、行動しています。

例えば、太りたくないなら。
ケーキを食べるか、食べないか。
どちらかを選び、実行します。

{122802EF-5B1B-4672-8DEB-33B485DC9847:01}

太りたくなくてもケーキを食べるなら、
取りすぎたカロリーを
他の食べ物を減らすことで調節するか
運動して消費を増やすことで調節するか
これも、どちらかの選択になりますね。

食べなければ、
カロリーを取りすぎません。

どちらでも良いと思いますが
とにかく行動が伴っています。

今で区切らないので、
評価もあまりしません。
後でどうなるかはわかりませんから。

私は、Doの価値観が良い
という視点から語っています。

次回は、
HaveとDoを比較してみましょう。