Haveの価値観 | トラウマから自由にするRCメソッド (株)RCM社長 高橋万紀子のブログ

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心の整理と心の外科手術専門のカウンセラー
養成もしています。

人が自分や他人を見て評価するとき、
だいたい2つの価値観に
分けられます。

「何を持っているか」
で測る価値観と
「何をしているか」
で測る価値観です。

私は勝手に
前者を「Haveの価値観」
後者を「Doの価値観」
と呼んでいます。

今回は、「Haveの価値観」とは
どういうものかを見てみましょう。

最初に、「何を持っているか」で
価値を測る価値観であるということは
お伝えしました。

お金
ブランド品
グレードの高い車

出身校
資格
勤めている会社、仕事
家柄

能力
技術
知識

有形無形を問わず
これらを「持っている」人はより価値が高い
という価値観です。

逆もあります。

◯◯ができない
◯◯を持ってない
虐待された経験
事故に遭った経験
心の傷
愛をもらえなかった経験
ツラかった経験

マイナス要素を「持っている」
ことによって価値が低いと評価します。

常に比較が入りますが、
自分と他者
あるいは
他者とさらに違う他者です。

以前本当の自分という記事で
解説しましたし、他の記事でも
触れていますが、
これらは全て、私と別の存在です。

けれど、
Haveの価値観で生きている方は、
持っているものが価値を左右すると思っており、
自分自身と自身に属するものの間に
癒着が起きています。

では、
このような価値観だと
どのような問題が起きるのでしょうか。
次回は、その問題点に焦点を
当てようと思います。