宇宙には無数の星がある。私たちと同じように、水や空気があって、人間が住める環境の星もあるらしい。
人間のような姿かたちを持たず、霊的に存在する星も数多いとのこと。例えば私たちが死後に行く「天国」と言われる場所もそうだ。
いわゆる「あの世」は思った瞬間に行きたいところに移動できる。欲しいものが一瞬にして手に入る。
ラーメンを食べたいと思えば、その瞬間に目の前にはラーメンが存在する。つまり、自分の思い通りのことが努力もせずに実現する世界なのである。
そのような環境に慣れてしまえば、全く面白味もなく、スリルも味わえない。そこで神様は「地球」という星を創造した。
思ったことを実現するまでに、タイムラグが存在するのだ。それが成功することもあれば、失敗に終わることもある。
それでは何故、神様はこのような星を創造したのだろうか。それは魂の成長に最も適した環境だからである。
体力をつけようと思えば、トレーニングが必要だ。全身の筋肉に負荷をかければ、筋肉は成長する。
それと同じように喜怒哀楽を経験する環境にあれば、精神的に負荷がかけられて魂が成長する。人間関係、金銭問題、健康問題・・・すべてそうである。
他の星やあの世では、魂に負荷をかけることができない。よって魂を成長させることができないのだ。
だからそれに適した環境を求めて、多くの魂たちが地球へ行くことを希望する。その競争率は非常に高いらしい。
その高い倍率をクリアして、私たちは地球に生まれることができたのである。魂を成長させるための環境を手に入れたのだ。
その環境でどのように過ごせば良いかを、生まれる前に神様と相談して、様々なハードルを準備したのである。
私の場合は、生まれた瞬間から小学校を卒業するまでに、少なくとも4度も死にそうになっている。
さらに受験、就職、結婚、多額の借金、知人の裏切り、うつ病など、様々なハードルを準備していた。
そのハードルを乗り越えることによって、自分の魂を成長させてきたのだろう。
だから、今ではこう思う。困難な状況に直面した時、「なるほど、今度はこんなハードルを準備していたのか」と。
これも魂を成長させるために、自分が考えたハードルなのだ。だからこそ、それを乗り越えられるはずだと確信することができるのである。
地球は行動の星である。様々な経験をするために、私たちは高い競争率を乗り越えて地球にやって来た。
だから、積極的に行動して、多くの経験をしないと損なのである。命が尽きて天国に帰った時、「もっと色んな経験をしたら良かった」と後悔するようではいけない。
成功も失敗も経験である。良い悪いの基準では考えられない経験なのである。
私は何て不幸なのだろうか・・・と思うような環境の人たちがいる。そのような人は魂のレベルが非常に高いと言える。
多くの人たちが経験しないようなハンデを自分に課し、魂を成長させようとしているからだ。
この世には失敗と言われる現実は存在しないと思う。それは魂を成長させるための経験なのであり、その人には絶対に必要なことなのである。
だから人と違って当たり前。みんなそれぞれの方法で人生を歩み、魂の成長を目的としている。
誰かと比較して、自分は劣っている、自分は優れているという判断は全くナンセンスなのである。
何故ならば、人それぞれに魂のレベルが違う。人それぞれに魂を成長させるために設定したハードルが違う。そのために、人と同じ経験をする必要もないのだ。
自分の人生は自分のため。人と比較する必要はなく、自分の設定したハードルを喜怒哀楽を経験しながら歩んで行けばいいのだ。
せっかく自分が希望して来た地球なのだから、大いに行動して、色んな経験をして、自分の人生を楽しもうではないか。
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感謝 by Ryuta