絡新婦の理 | 作家・神永学公式ブログ「担当さん、〆切り待ってください!!」

買ってしまいましたっ!!


京極夏彦先生の「絡新婦の理」の愛蔵版!!


うひょぅ!!


ど迫力です!!!!



文庫版も持っているのですが、愛蔵版と聞けば、ついつい手を出してしまうファン心理ーー。

以前に発売された「鉄鼠の檻」の愛蔵版も買いましたし、推し作家に貢ぐのは、ファンとしてこの上ない喜びです。

毎年、愛蔵版を出して欲しいくらいです。

ちなみに「鉄鼠の檻」の愛蔵版は、サイン入りです!!

写真を見て分かる通り、この愛蔵版は、1378頁、1.15kgの超ヘビー級の一冊です。

凶器になるレベルです……笑


存在感がハンパないっ!!
持ち運ぶのには、難儀しそうですね 笑



見開き側にも、印刷が施されているのがまたお洒落ですよね。

これ、どうやって印刷してるんだろう??

何だか、勿体なくて、読むことが出来ません……。

まあ、そもそも書棚に並べて、ニヨニヨする為だけに買ったんですけどね 笑

書棚に並んでいるのを見るだけで、テンションが上がりますわ!!

ちなみに、文庫版と並べると、こんな感じです。

余談ですが、サラリーマン時代、「絡新婦の理」を読みながら会社に通勤していたところ、その姿を見た同僚が、「神永って、辞書読みながら通勤してんだけど……」と妙な噂が出回りました 笑

……しまった!

テンションが上がり過ぎて、内容の紹介を全然していなかった 汗

本作は「百鬼夜行」シリーズの5作目に当たるのですが、私個人的にシリーズで一番好きな作品です。

「あなたがーー蜘蛛だったのですね」という1文から始まるのですが、読んだ瞬間に震えました。

完璧な出だしです!!

面白なることが、確定したようなものです。

そして、読書の期待を軽々と飛び越えてきます。

これだけのページ数がありながら、長さを全く感じさせません。

むしろ、終わらないでくれ!!と切に願ったほどです。

今だから言いますが、「絡新婦の理」の続きか気になって、仕事中に「業者と打ち合せがある」と嘘をつき、会社を抜け出して、読み耽っていました……笑

興奮し過ぎて、上手く言葉に出来ていませんね……。

気になった人は是非!!