連休前の休日に、大淀川学習館主催の、「ミツバチ教室」に参加してきました。
まず、養蜂業を営む楠木さんから、ミツバチについての講習を受けます。
これが、大変面白くて、長男も真剣な顔をして、一生懸命聞いてました。
ミツバチの群れは、1匹の女王蜂と、数万匹の働き蜂と、数千匹の雄蜂から構成されていること。
群れが大きくなりすぎると、働き蜂達が、特別の餌を与えて 新女王蜂を育てること。
新女王蜂が生まれると、旧女王蜂は群れを引き連れて、巣を離れること。
雄は交尾以外に何もしないので、秋になり、食べ物が少なくなると、巣の外に追い出されて、
死んでしまうこと・・・・・・・。
興味深い話ばかりで、もっと聞きたかったです。
煙でハチに おとなしくなってもらいます。
お~!写真で見るとおりですね。
「かぶりつき」で、観察する次男坊です。
一応、虫除けネットはかぶっていますが、近すぎないか?
女王蜂を探して見せてくれました。
数万尾の鉢の中から、女王蜂を探すのは大変です。
しかも、働き蜂よりも 「ちょっと大きいな」 程度の大きさです。
女王蜂は羽が切ってありました。
何回さされても、やっぱり痛いそうですが、楠木さんは、素手で作業するそうです。
その方が、やさしくハチに接することができて、そうすると、ハチもまたやさしくなるそうです。
観察が終わると、蜂蜜の収穫体験です。
これを、ドラム缶で作った蜂蜜取機にセットし、遠心力で蜂蜜を回収します。
1家族に少しずつ分けてもらいました。
トロトロでおいしそうな蜂蜜です。
一匹のミツバチが一生かかって集める蜂蜜はスプーンの小さじ一杯だそうです。
ちなみに、働き蜂の寿命は一ヶ月で、宮崎で蜂蜜が収穫できるのは、5月、6月の2ヶ月間、
秋は、セイタカアワダチソウの蜜になり、とても食べられないそうです。
最後まで、缶にへばりついていた蜂蜜をなめていた、我が家の2人です・・・・・。
よい勉強になり、大変面白い体験ができました。
楠木さんが育てた、押川養蜂場の蜂蜜は、宮崎市周辺の農産物直売所や、
楠並木こんね市で販売されているとのことです。