北斎と着物と神紋(徒然) | ねねさんのアンテナ☆

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神様のこと、まわりで起きた不思議なお話、霊感アンテナに引っかかったことなどを、
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先日、映画の北斎を見てきました。

今まで浮世絵をテーマにした映画を観たことなかったので、新鮮でした。

折角なので浴衣を着て行きました。(今年は悉くお祭りがない!)

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浮世絵の制作の過程や版画を刷るシーンとか興味深かったですが、一番は役者さんの演技が良かったです。

特に田中泯さんは本物の北斎みたいに見えました。

突風が吹いて絵のイメージがわいて、そのまま描きだすシーンとか。

若い時は柳楽くんが演じていましたが、田中さんと柳楽くんの目力がすごく似てるなぁと思います。

最後の方、二人が一緒に波を描くシーンがあったんですが、そこが一番好きです。

そして阿部さんの芦屋重三郎の存在感、玉木さんの歌麿は不思議な魅力がありました。

柳亭種彦の最期が本当にあんな感じだったのか気になって、思わず帰ってから気になって検索してしまいました(笑)一応謎になってるようです。

でもすごく重厚な映画だったので、すごく説得力あります。

最初は美人画で有名な、玉木さん演じる歌麿がいっぱい出てくるので、花魁さんも出てくるし夜の街なので、画面がすごく華やかでした。

部屋一面に孔雀?が描かれていて、女性の着物も綺麗だし、役者よりそっちをすごく見てしまいました(笑)

あと3D映画じゃないのに、自分が江戸時代にタイムスリップしたような錯覚を持ちました。

最初の導入で入り込んでしまったからかも?


映画見ても感想は書かないことが多いですが、すごくよかったのでおすすめです!!


その後折角同時期に展示をやってるので、浮世絵の肉筆画を見に行きましたが、こちらもよかったです。

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北斎と歌麿の絵は数枚しかありませんでしたが、版画にはない魅力がありました。

不思議でしたが、私が一番良いと思った人は、作品数があまり残ってなくて、もしかしたら絵を仕事にしてなかったかもしれないと、コメントされてました。

勿体ないなと思いました。

あともう一人は武家の方だったので、けっこう高い岩絵の具を使ってたようだみたいなコメントされてました。

高い画材だからってわけではないですが(笑)、緻密で綺麗だと思いました。

ほとんどが美人画だったので、着物の柄の説明なども一緒に飾ってありました。

幕末よりちょっと前の江戸時代の作品がほとんどだったので、お太鼓といういわゆる、現代で結ぶ帯の結び方はしません。


幕末頃に亀戸天神の太鼓橋再建の渡り初め式で、深川芸者たちが太鼓橋に似せて結んだのが始まりだそうです。

その時大流行してみんなが結ぶようになったそうです。

帯揚げ、帯締めをするようになったのは、この結び方が流行ったからです。

博多織の献上帯の柄も、仏具の独鈷や皿だし、意外と着物の歴史が神社仏閣や絵と結びつくので面白いなと思います。

着物の柄の説明を読みながら、私は市松、七宝と矢絣が好きだよねぇと改めて思いました。

あと載ってなかったけど、立涌文と観世水、流水、よろけも好きです。

水に関するものがやっぱり好きみたいです。色も青系が好きだし。

そういえば厳島神社の神紋は、三つ盛り二重亀甲に剣花菱です。

着物の亀甲柄もすごくおめでたいですが、亀甲は、神が常に在るということを示すともいわれているそうです。

剣花菱の形は神が宿る依代を意味するとも言われています。

同じ神様なのに宗像大社の神紋とは違います。

三つあるのは一緒ですが、あちらはご神木が三本です。


あと厳島の御床神社の岩盤の亀裂が、神紋の亀甲の由来という話も旅館のHPで見ましたが、そもそも出雲大社と同じ神紋が三つなんですよね。

不思議ですよね。

宗像三女神さまがスサノオさまの御子神だからですかね?

大昔、宗像大社と厳島神社で視えている神様が違うって書いたことあったんんですが、神紋視ていて、やっぱり違うというのは合ってるのかなぁってなりました。

そういえば、私も違うと思ってましたってご感想も頂いたことありますし。




だらだらととりとめもないことを書いてしまいました^^;

あれ?映画の感想の方が短いな?(笑)






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