豊姫さまです…いや豊玉姫さまです？
…というところから書かねばなるまいという今回の一枚(笑)
もともとはお任せでということだったのですが、依頼者さまの近場に天満宮があるものの、ナンカチガウってなりまして。
しかもその天満宮は天満宮になる前はたぶん、水神さまが祀られてたんだろうなーっと思ってたら、水の女神さまが視え始めました。
少女のようないでたちの、若い娘さんでした。
どちらから？って思ってたら高良大社の武内宿祢さまも視えはじめ、さらに？？となりました。
そうしたら、とある神社に行きついたんですけど、そこの御祭神が、豊姫さまでした。
豊姫さまってどなた？って思う方も多いと思うのですが、実は神功皇后の妹姫なんです。
神功皇后といえば、全国にある八幡さまには必ず祀られている実際の人物でもあり神様でもあります。
あと山口県もそうですが、神功皇后が行軍したルートである福岡県には、八幡社以外にも神功皇后を祀った神社自体が多いです。
私が行きついた神社は佐賀県にありまして、全国でも珍しい豊姫さまを祀る神社だったんですが、三韓征伐に行った姉様を妹姫が慕ってついて行って、病に伏したのが佐賀の武雄の地だったそうです。
私、先月行ったわーってなりました(笑)
豊姫さまは海人族の出ということもあって、豊玉姫と同一神とされています。
それで依頼者さまに豊玉姫を祀った神社に行ったことあります？ってお聞きしたら、よくいく神社がまさにそうだったみたいでびっくりされました。
でも一周まわってわかったんですが、依頼者様って産土様が高良大社なんですよ(笑)。
やっぱり高良大社関係あるんじゃまいかって思ったんですが、主祭神さまがお年を召した姿で出るかと思って、あえてお任せにして言われなかったそうでした。姫で正解だった(笑)
私も以前高良大社に行ってるのですが、いつかまた行きたいと思ってました。
そのうちお礼参りに伺いたいと思ってます。
で、個人的にびっくりしたのが、これですよ！！↓
高良大社では玉替祭という神事があるそうです。↑お写真を依頼者さまから頂きました。
高良の神さま（武内宿祢さま）が神功皇后をお助けされた際、干珠と満珠という２つの宝珠を海に投げ入れて国を護り、開運に導かれたとされるお話が由来の神事のようです。
そう！玉！なんです！
しかも依頼者さまから情報を頂きましたが、高良大社の絹本著色高良大社縁起というのに豊姫様が高良の神様に満珠、干珠の玉を捧げるということが描かれているみたいです。
今は無くなった様ですが昔は高良大社に豊姫様も祀られていた時もあったそうです。
つまり豊姫さまは、元々玉を持ってた可能性があります。
今回上記の話を知らずに玉が視えたので描きましたが、海が満ちてくる描写なので、満珠かも？とか思いました。
また、豊姫さまは一説では武内宿禰さまの妻だったとも言われているそうです。
私も調べていたら、武内宿祢さまは途中で病気になった豊姫さまを案じながらも、三韓征伐へ付き従ったという文章を読みました。
そして豊姫というお名前を今回初めて聞いて真っ先に思ったのが、ヒミコさまの後継者という伝説のあるトヨさまです。
神功皇后＝ヒミコ説もあるのは知ってたんですが、個人的に神功皇后は違うと思ってました。
ただ、妹姫のお名前まで知らなかったので、意外とあるのかな～って思います。
まぁヒミコ＝神功皇后より先に若くしてお亡くなりになってるので、時系列的には合いませんが。
まさか神様アートからヒミコさままで行くとは思わず、びっくりしました(笑)
実は豊姫さまの後にアマテラスさまを描き始めてます。偶然？！！！
依頼者さま、素敵な機会を頂きありがとうございました！
豊（玉）姫さま、描かせて頂き、気づきも頂いてありがとうございました！
武内宿祢さまもありがとうございました～！！！（けっこういろんなところで助けて頂いている。。。）
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