老衰というのは | 認知症の二人を見送って

認知症の二人を見送って

認知症の父母が亡くなり、いろいろなことがありました。順序だてではありませんが、どんなことがあったか、認知症というものがどんなものかということを知っていただければと書いていきます。

 

母が老衰ということで、老衰の話は、周りからもよく聞いていたのですが、どんな状態なのかということは、母を目の前にして初めて知りました。

人間、食べなくても生きていけるというのは、とても不思議でした。

少しでも食べないと人間は生きてはいけないと感じていたのでこちらの方が驚きもありました。

会話は普通にできるし、認知症は、ありましたが、声は、昔のままでしたので。

特にどこかが悪いというわけではなかったんです。

だから、もうすぐ、亡くなるかもしれないとは、まったく感じなかった母でした。

物は、食べられなくなってきましたが、話しができ、会話ができるので老衰ということも感じさせなかったんです。

その頃、部屋へ行くとテレビがついていてそれを見るのを楽しみにしていた母でした。

そして、人に会うのも楽しみにしていました。

だから、最後の会話が明日来るね。だったんです。

老衰とは、枯れるように亡くなると聞いていたのですが、まさにその通りだと。

 

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