亡くなった日の面会 | 認知症の二人を見送って

認知症の二人を見送って

認知症の父母が亡くなり、いろいろなことがありました。順序だてではありませんが、どんなことがあったか、認知症というものがどんなものかということを知っていただければと書いていきます。

 

いまでも思い出せます。

亡くなる日、母の面会へ。その日は、私が面会に行こうと決めていたので10分の面会に行きました。

母といえば、ベッドに横たわり、テレビを見ていました。

そして、職員さんから、午前中には、トイレにも一度行っているんですよ~。と言われました。

もう、何も食べていない母。トイレに行けるなんて考えられなかったのを今でも思い出します。

時々、水分の補給。

口が渇くので水分を少し飲むと口の渇きが抑えられるようでした。

でも、特段、その前に来た時とは変わりなく、会話をし、短い時間でしたが、面会ができました。

それが、最後になるなんて、家に帰ってきて昼ご飯が終わるまで考えてもいませんでした。

主人との会話は、明日は、誰が面会に行く?なんて話もして。

そんな時に電話が。

こちらもびっくり。今、帰ってきて家について。

特養からは、車で10分もかからない同じ町内の中。

こういう時、近いというのは、本当に楽でした。

ありがたかったです。ただし、母の亡くなったのは、私たちがつく数分前。

だから、私と会話して、1時間ぐらいしかたっていないときに亡くなったんです。

最後の会話ができて本当によかったです。

 

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