いまでも思い出せます。
亡くなる日、母の面会へ。その日は、私が面会に行こうと決めていたので10分の面会に行きました。
母といえば、ベッドに横たわり、テレビを見ていました。
そして、職員さんから、午前中には、トイレにも一度行っているんですよ~。と言われました。
もう、何も食べていない母。トイレに行けるなんて考えられなかったのを今でも思い出します。
時々、水分の補給。
口が渇くので水分を少し飲むと口の渇きが抑えられるようでした。
でも、特段、その前に来た時とは変わりなく、会話をし、短い時間でしたが、面会ができました。
それが、最後になるなんて、家に帰ってきて昼ご飯が終わるまで考えてもいませんでした。
主人との会話は、明日は、誰が面会に行く?なんて話もして。
そんな時に電話が。
こちらもびっくり。今、帰ってきて家について。
特養からは、車で10分もかからない同じ町内の中。
こういう時、近いというのは、本当に楽でした。
ありがたかったです。ただし、母の亡くなったのは、私たちがつく数分前。
だから、私と会話して、1時間ぐらいしかたっていないときに亡くなったんです。
最後の会話ができて本当によかったです。