薬との付き合い3 | 認知症の二人を見送って

認知症の二人を見送って

認知症の父母が亡くなり、いろいろなことがありました。順序だてではありませんが、どんなことがあったか、認知症というものがどんなものかということを知っていただければと書いていきます。

父の薬の中には認知症の薬も含まれていました。

その当時のことなので今の薬とは違うかもしれませんが!それを踏まえて読んでください。

父が一番はじめにもらったくすりは、自ら忘れっぽくなって薬をお願いしていたんです。

この薬は、認知機能を遅らせる薬でした。

でもね。興奮度は、アップするかもしれませんと。

この薬のせいではないとはいえどんどんと興奮、パニックが多くなる父。

それで薬を変えることに!

その時言われたのは、興奮は、抑えられるが何もできなくなるくすりか、興奮は、抑えられ、生活もできるが軽い薬。ただし、前の薬よりも認知症度は、進んで行く薬だったんです。

生活ができなくなるのは困るので軽い薬をお願いしました。

この薬も効いていたのかは、本当の所わかりません。でも薬を飲んでいるという安心感はありました。