薬との付き合い1 | 認知症の二人を見送って

認知症の二人を見送って

認知症の父母が亡くなり、いろいろなことがありました。順序だてではありませんが、どんなことがあったか、認知症というものがどんなものかということを知っていただければと書いていきます。

実家にいたとき飲んでいた薬は、アルツハイマー型認知症の薬と導眠剤でした。

それから、この他に骨粗鬆症の改善のための注射がありました。

この注射、弟が父の病院へ行った時、決めてきてしまったんです。父がぎっくり腰で入院して1週間で病院を追い出された時のことです。

私は、そんな注射なんか無理だと話したのですが、弟は聞き入れず。

だって普通の薬でさえまともに飲めないのですから。

弟は、自分がこの薬代は、出すからと。

でもね。この注射をしたのは私だけ!

母は、怖くて打てませんでした。

本当に困りました。

弟は、出来るかできないかを考えていなく、ただ、病院の先生に良いからと言われるままに!!

弟が打ってくれるならさして問題はないのですが、自分は、お金だけ出すだけ。

私が行く日にしか打てなかったんです。

結局、打てない薬を!

この薬は、冷蔵保管。

父は、変なものが冷蔵庫に入っていると。

それを出してしまったりと。結局、3ヶ月ほどで辞めてもらいましたが。

後始末もなんだか大変で。

注射は、普通には捨てられないので!

状況を考えながら行動をしてほしいと思った物でした。