病院の予約 | 認知症の二人を見送って

認知症の二人を見送って

認知症の父母が亡くなり、いろいろなことがありました。順序だてではありませんが、どんなことがあったか、認知症というものがどんなものかということを知っていただければと書いていきます。

特別養護老人ホームに入る前の数年間の病院の予約は、娘の私がしていました。

でもね。父は、病院が大好き。

前にも書きましたが、勝手に病院へ行ってしまって。眼科のお話は、書きましたが、内科も同じように。

でもね。内科の先生は、近所といえば近所。昔から知っている先生だったので私の所に電話が入りました。

ですので問題には、ならなかったんです。

内科の先生は、父が認知症がだんだんと進んでいることがわかっていたらしく、その対応もしっかりとしてくれていました。

ですので本当にありがたかったんです。

何かあると父は、内科の病院に相談に行っていたようなんです。

でもね。予約とは、違う日に行っていたりとしていたようなんです。

また、母は、反対に予約の日に来なくて困っているとの話が先生から聞かれました。

母は、病院が大っ嫌い。薬をもらってきても飲まない。

この悪循環がずっと続いていたようです。

また、父がまだしっかりしている頃は、父が予約日を把握しながら、母と一緒に行ったこともあったようです。

でもね。だんだんとそれができなくなって。

父は、カレンダーに病院へ行く日に赤丸をつけていたようなのですが、その赤丸の日が現実の日とは違っていてその日だと思って病院へ行ったりと。

内科の先生は、父が別の日に来ても保険証を忘れていっても次回持ってきてと。

電話がかかってきて父と母を一緒に内科へ行くなんて日もありました。

そうそう、母が病院嫌いということで父だけ行きなさいなんてことがあって。そうすると父は、病院は、大好き。

勝手に行ってしまうなんてことも。父もカレンダーがしっかりわかっているのか??

予約の日に行かないで勝手に行ったと書きましたが、私が予約の日に行くと「この間、お父さんが来ましたよ!!」なんてびっくりしたことが。父と母を連れて行ったこともあり、予約前に行った父。行ったこともその時には、覚えていなかったようです。

歩いても5分ほどしかかからない場所でしたが、最後の方は、タクシーを使いました。どこかに行ってしまったら困ることもあり。

認知症は、昔のことは覚えていても最近のことはすぐに忘れる。これが、一番、難しかったです。

にほんブログ村 介護ブログへ
にほんブログ村に参加しています。

クリックしてみてください。

 

にほんブログ村 介護ブログ 両親の介護へ
にほんブログ村に参加しています。

クリックしてみてください。

 

 

ブログランキング・にほんブログ村へに参加しています。

クリックしてみてください。

 

 

PVアクセスランキング にほんブログ村

クリックしてみてくださいね。