かめおかゆみこです。
この「お悩みごと・お困りごと回答動画」は、2020
年、メルマガ「今日のフォーカスチェンジ」6000号を
記念して、 読者さんのために企画したものです。
その後、読者のY・Sさんのご協力で、文字起こしを
つけることができました。これから、順次、一般公開
に切り替えていきますので、 どうぞお楽しみに♪
(2023.1.1)
お悩みごと・お困りごと回答動画
36-2★感情が湧かない?(aiさん・女性)
「感情が湧かない…」1は、こちら
https://youtu.be/ub2gbpGRFqw
♪しっとりした感じのピアノのBGM(00:00~00:45)
こんにちは。かめおかゆみこです。
本日もアクセスしていただき、ありがとうございます。
お悩みごと・お困りごと回答動画、第36回目。
本日のお悩みごとは、aiさん・女性です。
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「私はどちらかというと自分の気持ちを外に表すタイプですが、
そうでもないほかの知り合いから、『そんなに感情が湧かない』とか、
『感情がわからない』と言われることがあります。
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感情は絶対に持っている感覚だと思っているのですが、
感情がない、またはわからないという人には、どのような刺激、
というか質問を投げかけたら、自身の感情に気がつくと思われますか?」
00:46
大切なことは、悲しみを感じること。
特に、感情を抑えている人の中には、
悲しみを感じないようにしている人がたくさんいます。
涙を流さないようにしているんです。
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映画やドラマを見て泣く、というのもいいのですけれども、
自分の心にアクセスをして、特に自分の子ども時代に、
大切にしていたものが手に入らなかったり、失われてしまったり、
あるいは、誰かの言葉に傷ついたり、
置いてきぼりにされたような気持ちになったり、
そんなときのことを思い出してみてほしいんですね。
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そうすると、心のどこかで、泣いている子どもの存在に気がつくでしょう。
いわゆる「インナーチャイルド」と呼ばれる存在です。
よかったら、自分のインナーチャイルドちゃんをお膝の上に抱っこして、
あるいは胸に抱いてあげて、「ごめんね。ほっておいて。
悲しかったよね。つらかったよね。せつなかったよね。
泣いていいよ。泣いていいんだよ。」って、言って、
さすってあげたり、ハグしてあげたりしてください。
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そうすると、あなた自身の目から自然に涙がこぼれてくるかもしれません。
それは、過去のインナーちゃんの涙であり、あなた自身の涙でもあります。
泣いてあげてください。
思う存分泣いてあげてください。
できたら途中で止めずに、涙が枯れるまで泣きつくしてあげてください。
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感情は、感じてあげるためにあります。
今まで忘れていた分、今まで閉じ込めていた分、
思いっっっきりその感情を出して、味わってください。
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感情はほかにもいろいろありますね。
特に私たちは、怒りを否定されることが多いです。
怒りそのものは、本当の感情ではないと言われています。
怒りは、誰かに分かってもらえなかった、無視をされた、
ひどい目にあわされた、それが怒りとして出てくるんですけれども、
その裏側には、なぜ分かってもらえないんだろう、
どうしてこんな粗末な扱いを受けるんだろう、
そんな悲しみが隠されています。
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そして、悲しみの裏側にあるのは、もっと自分を大切にしたい、
自分をいとおしみたいという、愛です。
ですから、本来であれば、愛のまま表現すれば、
みんなと喜びも分かち合えるものが、それがうまく通じなかったために、
ねじれてしまって、怒りという形になっているだけなんです。
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でも最初は、その怒りを表現してしまってかまいません。
どんなものも自分の内側にあるものは全部出してあげて、
解放してあげるほうが、感情が動きやすくなりますからね。
ただし、怒りに関しては、ほかの人にぶつけるのではなくて
自分で処理することをおすすめします。
怒りはあまりにも強い感情ですから、ほかの人にぶつけてしまうと
こじれてしまうだけです。
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おうちであれば、クッションか座布団を叩いて、思いっきり
「ばかやろう!」とか、「悔しいー!」とか、「お前なんか嫌いだ!」とか、
言いたい言葉を何でも言ってください。
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心の中に閉じ込められていた言葉ですから、開放することによって、
心の中からは消えてなくなって、素粒子にかえっていきます。
そうすると、今まで閉じ込められて鬱屈していた怒りも、
新たな何かに生まれ変わることができます。
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あるいは外であれば、おすすめは、海辺を走ることです。
海っていうのは広いですから、けっこう大きな声を出しても、
ほかの人には案外聞こえないものなんです。
人の少ない場所を選んで、思いっっっきり、海辺を走りながら、
「ばーかーやーろおおおおー!!」って、叫んでみてください。
海がぜーんぶ受け取ってくれます。
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そうやって、少しずつ少しずつ、感情のリハビリをしていくんです。
すると、日常の中でも、閉じ込めていた自分の気持ちに
気づきやすくなります。
今まで言わないでいたことも、ストレートに伝えることが
できるようになるかもしれません。
あるいは、怒りや悲しみだけではなくて、喜びや楽しさも、
もっと人と分かち合うことができるようになるかもしれません。
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aiさんは、よかったらそんな話を、さりげなくその人に
してみてあげてください。
そしてその人が、ちょっとすてきな笑顔を見せたら、すかさず、
「ああ、いーい笑顔だねえ!やっぱり感情が出るってすてきだね。」と、
それこそオーバーアクションでほめてあげてください。
それが勇気につながって、ますます、感情豊かな表現が
できるようになっていきますからね。
♪ピアノのBGM(04:47~05:08)
今日のメッセージ、あなたにも思い当たるところがあったら、
ぜひ、トライしてみてくださいね。
応援しています。
本日も最後までお聞きいただき、ありがとうございます。
それでは、また次回、お会いしましょう。
(文字起こし担当/Y・Sさん)