【回答】お悩み59★自分と向きあうための質問は? | かめおかゆみこの≪表現するからだとことば≫塾

かめおかゆみこの≪表現するからだとことば≫塾

あなたが輝く≪表現≫をサポートします!・心身の解放(ゆるめること)・感情の解放
と切り換え・表情トレーニング・身体表現・声の表現・話しかた・聴きかた等々、28年
にわたるワークショップ体験をもとに、あなたオリジナルのセッションを提供します!

かめおかゆみこ  です。

 

2003年11月1日に創刊した、日刊メルマガ「今日の

フォーカスチェンジ」が、今年2023年12月31日で、

7000号になります。

 

1000号前の6000号は、2020年4月5日でした。

そのとき、6000号記念に、読者さんアンケートで、

「お悩みごと・お困りごと」を募集しました。

 

そして、それを動画で回答し、さらに文字起こしをつ

けて、アップしています。(詳細は、こちら参照)

 

 

本日は、第59回目。

★自分と向きあうための質問は?(T・Kさん・女

性)★お悩みごと・お困りごと回答ライブ5

 

それでは、2020年最後の、お悩みごと・お困りごと

回答ライブ、始めたいと思います。

ありがとうございます。
回答ライブやっても1人も参加する人がいなかった

ら、真っ暗な画面の中で、しゃべんなきゃいけないと

こでしたから、今年最後のライブお二人の参加、あり

がとうございます!

00:19
いつもね、30分の間で、4つとか5つぐらいのお悩み

ごとにお答えしてるんですが、今日は1つ、とても長
いお悩みごといただいてるんですよ。

 

これ、かなり早い時期にもらってたんですけど、長す

ぎるのでどうしようかなあと思って、迷ってたんです

が、今日は、やってみようかなあっていうふうに思い

まして。読みます。

00:37
T・Kさん・女性です。

お金をかけて、だれかの助けを借りるのも大事だ

し、もしかしたらそうしたほうが一気に解決に向かう

かもしれないけれど、できるだけ自分一人でお金を

かけずに、自分と向き合う習慣をつけて、自分と仲

良く付き合っていきたいと考えています。
でも向き合うことを避け続けています。
見たくない何かがあるのだと思います。


00:59
そこで、いくつか効果的な質問がほしいです。

その質問の答えを書き出すだけで、自分と向き合え

るような。

ただ、これも答えが出にくい質問というのがあり、
その質問になると手が止まるということがあります。
具体例が思い出せなくてすみません。

手が止まるような質問にこそ、見たくない答えがある

のかもしれません。

01:18
ここまで質問がほしいと書いておいてひっくり返しま

すが、せっかく質問があっても、答えるのを後回しに

する癖もあります。

時間がかかるのは嫌だというのが大きいです。
それもやっぱり見たくない何かに触れたくないのだ

と思います。

01:33
楽しいことって時間がかかってもいいけれど、やりた

くないことって時間がかかると嫌だなと思います。

家事など。
10回の深い呼吸も時間がかかるから嫌だと思って、

雑になることが多いです。
見たくない何かに対する抵抗が、思っている以上に

大きいのかもしれません。

01:49
以前にも、10回の深い呼吸も面倒、というようなこと

を、かめおかさんに相談した気がします。そのときい

ただいた、アドバイスのメモがありました。

面倒という気持ちと丁寧に向き合ってみること
どっちを優先したいか、その都度決める
とメモしていました。


02:05
そうか。私は面倒という気持ちを優先しがちなんですね。
面倒という気持ちを、無意識に当たり前のように選

んでいて、面倒という気持ちを優先すると、意識的

に決めることを怠っていた気がします。

どの気持ちを優先したいか、その都度自分で決める

という前提で、この質問に答えていくと、自分のこん

なことが分かるよ、みたいな質問をいくつかいただき

たいです」

02:28
最初に書いてあった、自分一人で解決したいってい

う気持ち。けっこうね、日本人は多くもってると思う

んですよ。

 

日本人て基本的に真面目だし、あんまりオープンに

自分を開くっていうことは、慣れていないので、でき

るだけ、自分の格好悪いところは見せないで、ある

いは、困ってたりとか悩んでるいうのは外に見せな

いで、自分の中で処理しちゃいたいっていうような。

 

気質的にも、そういう部分があるんじゃないかなって

思うんです。

02:54
ただ、これはね。もちろん一人で解決できるっていう

問題もあるけれども、人と交わったほうが、いろんな

意味で解決は早いんですよ。

 

ていうのはやっぱり、自分一人だと自分の目線でし

か、自分のことが分からないから、1つの考え方か

らしかフォーカスできないわけです。
せいぜい、2つとか3つぐらいのフォーカスしか、も

てないと思うんですね。

03:16
だけど、人がいればいるほどいろんなものの見方が

ありますから、いろんな角度から見てもらえるので、

 

そうすると、「こうだ」って思ってたことが、「あ。そう

いう見方もあるのか」っていうふうに、いろいろと視

点を変えやすくなって、

 

今まで自分は無理だとか、ダメだとか、できないっ

て思ってたことが、

「あっ。そういう方法ならできるかもしれない」とか、

「あ、それだったら受け入れられる」とか、そんなふ

うに、考え方が変わるっていうこともあるわけです。

03:41
例えを言えば、白という色が、それが白であると分

かるためには、真っ白な画面にあっては分からない

わけです。
赤い紙の上に置いたりとか、青い紙の上に置いて

初めて、それが白だっていうふうに、分かるわけで

すよ。

03:55
そんなふうに、自分というものを知りたい、自分と

向き合って自分を見つめたいと考えるときには、
もちろん、普段から人といろんな形で交わっている

ならば別ですけれども、

 

たぶんこういう質問をされるということは、あまり

人と交流を、活発にはしておられないかたなんじゃ

ないかなって気がするので、

 

そういうかたこそ、できるだけちょっと勇気をもって、

一歩前に出てみる。前に出て、人と接してみる。
その接する中で自分というものを照らしてみるってい

うことが、必要なんじゃないかなっていうか、大切な

んじゃないかなっていうふうに、思うんです。

04:29
そうはいっても、なかなかそうやって人に自分の気

持ち、話したりとか、伝えたりするっていうのは、

勇気がいると思うんですよ。


私のおすすめは、これいろんな人におすすめしてる

んですけれども、モーニングページです。

 

モーニングページって検索すると詳しいやり方書い

ているので、あまり詳しいことは言いませんけれど

も、単純に言っちゃうと、毎朝、起きたらすぐに、

起きたらすぐに、3ページだけ、頭の中にあるもの

を全部書き出す、っていうやり方なんです。

04:55
なぜ起きたらすぐにかというと、朝起きたときって
たいていの人はぼおーっとしてますよね。
このぼおーっとしてる時間が、潜在意識とつながり
やすくって、自分の中にあるものを出しやすい時間

帯なんです。

そして、3ページっていうのはね、3ページじゃな

くてもいいんだと私は思ってるんですけれども、

3ページとはいっても、マス目にぴっちり線に合わ

せて書く必要はなくって、とにかく、3ページなら

3ページっていう、目安決めた分だけを、ある程度

ガーーっと書き出していく。

05:22
さらに言うと、頭の中っていうのは、脳がね、
はっきり起きてると、つい選別を始めるわけですよ。
いやーこんなカッコ悪いこと書いちゃいけないとか、
こんなの考えてるなんて恥ずかしいみたいに、

選んじゃうんですね。

 

選んじゃうと、潜在意識の中にある自分の本当の気

持ちっていうのが、また引っ込んでしまうので、でき

るだけ考えずに、そしてペンを止めない。

05:42
どんーなに汚い字でもいいし、デカい字でも全然か

まわないんだけれども、ペンを止めずに、3ページな

ら3ページ、あるいは3分なら3分、なんでもいいで

す。とにかく、もう書き続ける。

 

書き続ける中身も選別をしないわけですから、理路

整然と主語述語で、思い浮かべることなんてむしろ

珍しいわけですから、

 

アーとかウーとかハーとか、腹減ったとか、めんど

くせえとか、トイレ行きたいとかなんでもいいので、

浮かんできちゃったところを一切選ばずに、だだ漏

れに書くっていうのが、おすすめなのです。

06:12
これ私も実際やりましたけれど、私は朝起きると、ま

どろみがなくて完全に覚醒しちゃうもんですから、も

うパッと完全に意識が、はっきりしちゃうので、

 

「いけないいけない。潜在意識と結びついていなくて

は」とか思って、わざと、布団から出ずに、腕だけ出

して、「寝たふりをしながら書く」ということを3か月や

りました。

06:30
私の場合は、朝起きないでいるってのは至難の業な

ので、特殊な例なんですけれども、それでも、3か月

3ページ、とにかくおっきな字だろうがちっちゃな字

だろうが、もう、後から判読できない字で全然オッケ

ーなので、書き続けていると、自分の中がね、単純

にすっきりしてくるんですよ。

06:47
要するに、中にあるものを外に出すっていうことは、
図書館の本の虫干しみたいなもんだと思うんです。
今までずーっと忘れてたりとか、顧みなかったりして

いるようなものも全部、だだ漏れにしちゃうわけです

から、いろんなものが出てくるわけです。

そうすると、心の中っていうか、頭の中が隙間ができ

て、すごくすっきりする。そこにほこりがあっても、

そこが空くわけですから、掃除もしやすくなる。

 

っていうふうに、自分の中を整理をしたいとき、見つ

めたいとき、向き合いたいときっていうのは、このモ

ーニングページはね、すーごく役に立つと思います。

07:20
この人ね、めんどくさいってことを書いてますけれど

も、とにかく、腕が動くだけでいいです。頭なんーも

考えないでいいので、それほどめんどくさくなくでき

るんじゃないかなっていうふうに、思っています。

 

もしどうしてもめんどくさいんでしたら、最初はたと

えば1行から始めてもいいと思います。

07:35
これ全部スモールステップで、何か抵抗があるとき

には、抵抗がなくなるまで、作業を細分化していく。

 

3ページってのは、そんっな無理だあって思ったら、

最初は1ページとか、今言ったように1行からとか、

そうしてできそうだったらちょっとずつ伸ばしていく。

場合によったら、今日はやる気がないから、ちょっ

と、短くする。ただ、やめちゃうと、スピードが止まっ

ちゃうので、どんーなに小さなステップでもいいから

踏み続けるっていうのは、けっこう大事なことかなっ

ていうふうに、思います。

08:02
それをやっていって、自分の中が、「あ。こんなこと

考えてるんだなあ」とか、「ああ、そっか。今こんな

状態なんだな」とか、「あ、ちょっとなんかすっきりし

てきた」みたいになってきてから、人と会って話をす

ると、自分でいちいち言葉を選んでなくても、出てき

やすくなってくるんですよね。

08:19
そして、もちろん、いきなり知らない人は難しいでしょ

うから、知ってて、自分の気持ちを打ち明けられるよ

うなお友達だったりとか、そういう人から始めるほう

がいいとは思いますが、逆にまったく知らない人の

ほうが話しやすいっていう人は、そういう選択をして

も、いいと思います。

08:34
場合によったら、お金かかったりすることもあります

から、そこんところは、まさに自分と相談をして、ちょ

っと今はまだお金かけられないなあとか、お金かけ

るのもったいないなあって思うのであれば、地道に、

自分で、自分の中でやるっていうのも、アリだと思い

ます。

モーニングページってある意味、書き出すということ

によって見える化をして、自分と対話をするっていう

作業だと思うので、そうすると、自分一人であって

も、自分一人だけではないっていう感覚に、なれると

思います。

09:02
私としてはやっぱり、さっきの、白い色が分かるため

には、赤い紙の上に置いたり、青い色の紙の上に

置いたりするほうが、分かりやすいですよっていう、

そういう視点で、ぜひ人とかかわって、自分というも

のを検証してみることは、おすすめしたいなっていう

ふうに、思います。

09:20
このメール読ませていただきながら、私、いろんなヒ

ントが、この中にあるなあと思っていて、

まずこの人が、なぜ自分がそういうふうに、いろんな

ストップをかけてしまうのか、見たくないものがある

んじゃないかっていうことを、書かれていたんです

が、それね、正解だと思うんですよ。

この人ね、これだけ長文書けるので、書くことによっ

て探っていくことができると思うんですけれど、見た

くないものがあると、さっき言った「面倒」っていう

言葉が出やすくなるんですよ。

09:46
面倒ってね、「たぶん」ですけれど、これは私は専門

家じゃないので「たぶん」ですけれども、脳がカッコ

つけてるんだと思うんですね。

 

脳は、自分がそんな気持ちを抱えてるなんて、人に

見せたくないとか、いや、こんなことを自分は絶対、

表に出すとどうなってしまうか分からないから、隠し

ておきたいって、そう思うと、

 

でもその気持ちこそが、ほんとは大事なんだけれど

も、その気持ちを出したくないばかりに別のものを、

持ってくるんですね。

10:10
めんどくさいとか、飽きるーとか、集中できなーいと

か、それはその人によってさまざまだと思うんですけ

ど、でも、「面倒」ってけっこう手っ取り早い言葉なの

で、面倒とか、自分の中で自分にストップをかけるよ

うなその気持ちが湧いてきたときには、なんか隠れ

てるなって、思ったらいいかもしれないんです。

10:29
このかた自身は、実際に、そういうふうに感じていら

っしゃるわけですから、ほんとにね、すごいチャンス

だと思います。

 

これ、感じてなくて、全くごまかしてしまっているとき

には、もうひとつ、違う掘り方が必要かもしれません

けど、もうすでに感じていらっしゃるわけですから、

私は書き出しをおすすめします。

モーニングページに限らず、なんでも自分が思って

ることを、ジャッジしないで書き出していく。

10:51
で、このジャッジっていうのが、自分を受け入れるた

めにはもう大敵なんですね。
自分を否定する、自分をジャッジするっていうこと

が、自分と向き合う一番の妨げになります。

 

なぜかというとさっき言ったように、自分の中にしま

ってあるもの、自分の中で隠されているものが、ジャ

ッジされたり否定されたりすると、ヒュウーーーと、

下がってってしまって、また隠れちゃうんですよ。

11:12
だけど、「絶対、否定しないよ」「絶対、評価しない

よ」「なんでも出てきてOKだよ」って、ちゃんとウェル

カムにしてあげると、

 

最初はなかなか出てこなくっても、おずおずと、

「出ても大丈夫?」「出てもいいかなあー」「じゃあ、

ちょっとだけ出してみようかなあ」みたいな感じで、

出ていきやすくなるんですよ。

11:28
そういうふうにしていくために、質問をくださいってい

うことだったので、質問を考えてみました。
これね、すーごくシンプルなんです。自分と向き合う

質問て、私、めっちゃシンプルだと思ってます。

 

よくメルマガにも書いてるんですよ。
どう生きたいか。
どうありたいか。

この2つです。

11:44
すぐに答え出なくていいんです。
常に、「どう生きたい?」「どうありたい?」「どう生き

たい?」「どうありたい?」って自分に問いかけて、

 

かけらでも上がってきたら、その言葉を「なるほど。

そうか。うーん」って感じで、さっきも言ったように、

否定をしない、ジャッジをしないで、ただただ、受け

止めてあげる。

 

これを繰り返していくと、ほんとに言葉というのが、

出やすくなっていきます。

12:07
さらに具体化するために、

「何が問題なの?」っていう質問があります。
自分にとって今何が問題なんだろう。これをちゃん

と考えていくことによって、具体化します。
これもぜひ書き出してください。

 

頭の中だけで考えても、物事ってほとんど発展しな

いんですよ。

やっぱり書き出したりとか、資料を見たりとか、何か

を聴いたり、対話をしたりとか、そういう中で初めて、

思考っていうのは組みあがっていくので。

12:32
別の動画でもお話ししてますけれども、多くの人は、
問題があるとき、悩んでいるのと考えているのを、

ごっちゃにしちゃうんです。

 

本人はいくら考えても思いつかないっ、て言うんで

すけど、そうじゃなくて、同じ言葉をぐるぐるぐるぐる
と頭の中で回転させてるだけ。

 

それは、考えるとは言わないで、悩むと言います。
悩むときには、答えは出ないんです。
考えたら、どんな形であっても答えかならず出ます

ので、そのためには、必ず「見える化」をするってい

うことです。

13:01
そして、「何が問題なの?」っていうことを、書き出す

なり話すなり、絵に描いてもいいです。
どんなかたちでもいいので「見える化」すると、今度

はこう訊いてください。
「で、どうしたいの?」

「何が問題なの?」っていうのと、「で、どうしたい

の?」ってのは、対(つい)なんですよ。

 

問題があると、みんな問題で立ち止まってしまいま

すけれども、行きたい方向が見えないと、問題って

解決していかないんです。

 

どうなりたい、どうしたい、特に、自分が何を行動し

ていったらいいのか、どういう未来にたどり着きたい

のか、そういうものを、明確にしてあげる。

13:32
そうすると、また、問題が湧き上がってくるんです

よ。「でも、私ね、お金もないし、才能もないし、時間

もないし」みたいな。いっぱいいっぱい問題が、さら

に湧き上がってきます。

そしたら、「何が問題なの?」って、もっかい訊いて

あげるんです。で、もう一回また問題に戻ってくる。
で、問題を聴いてあげて、こうこう、これが問題だ。
そしたらまた、「どうしたいの?」って訊くんです。

これ、堂々巡りのような気がするかもしれませんけ

れども、これを繰り返していくと不思議に、違う発想

とか違う答えが出てきたりするんです。

14:00
立ち止まらないことです。さっきのモーニングページ

とおんなじで、書くことが思いつかないって、立ち止

まらないんです。

 

書くことが思いつかなかったら、「思いつかない」って

書くんです。頭ん中が真っ白って思ったら、「真っ

白」って書くんです。
そうやって、止まらないでいると、人は必ず進めるよ

うにできています。

14:17
たとえば、何十キロの道のりを歩くときでも、何十キ

ロって思っただけでため息が出ます。そんな体力な

いなって思います。

でも、今1歩はぜったい歩けるじゃないですか。

今1歩が歩けたら、その1歩を踏み出すんですよ。
そしたら2歩目も踏み出せるんですよ。

仮に100歩目で疲れてきたら、さっき歩いた1歩の10

分の1だけ進むんです。そしたら、つま先1つ分だけ

は前に進むじゃないですか。

 

それさえも疲れたら、最終的には1ミリだけ足踏みを

する。そうやって、動き続ける。もしも、歩けなくなっ

たら今度は、手を動かすとかね。ふふ。

14:50
実際にやるときには、疲れたら休んでいいんですけ

れども、自分の人生を進めたいと思ったら、休むとき

でさえ、休むと選択して、「私は休むぞ」って、ちゃん

と自分の心を動かすっていうことです。

 

ただなーんとなく放り出しちゃうと、それこそ機械の

回転が止まるみたいに、自分の心の中の歩みも止

まっちゃうので、

15:11
前に進めたいときは、ほんとにどんーなにちっちゃく

てもいいから、進むということを、自分に課すという

ことです。

 

そして、休むときも、なんとなく放り投げちゃって休む

ではなくて、「よし! 今日はここから1日、確実に休

む」みたいなかたちで、休むことを選択するという行

動を、自分に、はっきり伝えてあげるっていうことです。

15:32
この質問をぜひやってみてください。
ほんとにね、繰り返して繰り返して、繰り返していくっ

ていうことが、すっごい、大切です。

15:39
すべての物事の根底には、意味があります。
さっき、その「面倒」っていう言葉で、隠されている
深ーいところの言葉が上がってきたら、ぜひ、その

言葉を、大事にしてみてください。

それには意味があるんです。
たとえ自分にとって、しょうもなく思えても。
その言葉を見て、自分が情けなく思えても。
なーんだ、こんなことを思ってたのかって、がっかり

しても。

 

でも、それは無意味じゃないんです。そーんなふうに

思うっていうことの、背景には必ず何かあります。

16:09
特にね、自分を認められないような気持ち。
私なんてこんなんだとか、こんなに価値がないとか、
こんなことやってる私には意味がないとか、そういう

ふうに、自分を否定するような気持ちが上がったとき

には、それもまた本当の言葉じゃないんですよ。

16:25
たとえば私には価値がないってもし思うんだとした

ら、その裏にちゃんと、ほんっとの言葉が隠されてい

ます。それは、その言葉をひっくり返してみると、実

は、分かるんですよ。

私には価値がないっていうときには、私は価値のあ

る人間になりたいという思いを持ってるっていうこと

なんです。それはすばらしいことじゃないですか?

「私は、価値のある人間になりたい」って思っている

っていう、その気持ちに気がついたら、「私にとって

価値ってなんだろう?」って探してみるんです。

16:54
これも細分化です。

 

物事は、1つおっきなテーマが決まったら、細分化し

ていくことが大切です。細分化することによって、よ

りさらに深いところに、よりさらにその細かい先に進

んでいくことができるからです。

私にとって価値ってなんなんだろう。
何かを見てうれしいなとか、すばらしいなって思うも

の。すてきだなって思うもの。憧れるもの。
そういうところに価値ってけっこう、入ってますよね。

17:19
そのときに、何度もこれ言うんですけれども、「自分

はできないってダメ出しをしないことです。

 

それ、関係ないんですよ。自分の価値を探していくと

きにダメ出しは必要ないんです。
自分を否定する必要もないです。

自分はできないんだ、だから、考えても無駄だって

思うのも、それこそ無意味なんですよ。
それは、そういうことを考えるときには、必要のない

考えなんです。

17:40
ジャッジを1回、置く。否定を1回、置く。
いきなり自分を全肯定できなくっても、とりあえず、

置く。休眠させる。フックに引っかけておく。

「終わったらまた、自分否定取り戻していいから、と

りあえず、この質問をしてる間だけは、フックに引っ

かけといて。あれはあっち」っていうかたちで、ちょっ

と今の自分から少し離しておく。

17:59
そうして、純粋に考えてみるんです。
そうするとたとえば、「あ。あの憧れたあれは、私が

子どものころに体験した、このことがあったから憧れ

たんだ」

たとえばそれがスポーツであっても、芸術であっても

なんでも、つまり、そういうことに憧れる素地が、自

分の中にあるっていうことなんですよ。

18:17
でもいきなりね、ある年齢になってからスポーツの一

流選手にはなれないとか、すごい芸術家にはなれ

ないっていう思いも、もたげてはくるんです。

もたげてくるこの気持ちも、否定しなくていいんです

が、もたげてくるぐらい、憧れがあったっていうことを

思い出してください。

必ず、否定的な気持ちの裏には、肯定的な気持ち

が隠れています。隠れていて見えないだけであっ

て、今までは、表の気持ちにフォーカスをしていたか

ら、見えなかっただけなんです。

18:42
でも今日を限りにですね、否定的な気持ちが上がっ

てきたら、かならずその裏には、肯定したい気持

ちがあるから、この否定の気持ちが上がってくるんだと。

 

どっちがほんとの気持ちかったら、より深くにある

肯定的な気持ちが、自分の本当の気持ちなんだっ

ていうことを、思い出してほしいんです。

18:58
そして、それに対して、「私、今から、一流の芸術家

になりたいの?」「一流のプロ選手になりたいの?」

なんでもいいです、中身は。

一流じゃなくても、たとえば、一流の美術家に、もし

憧れを感じるのであれば、毎日の生活の中に、ただ

絵を描いてみる、っていうことを取り入れてみるんですよ。

19:16
別に、誰に見せなくてもいいです。
見せたくなったらもちろん見せていいんですけどね。
誰に見せなくても、1日たとえば1枚、クレヨンで絵を

描いてみる。それだけでも十分なんですよ。

なぜかと言うと、本当は絵が好きだったとか、そうい

う気持ちを、描くという行為で満たしてあげられるか

らです。

19:34
そんときでも、こんな絵なんて才能がないとか言わ

ないこと。だって、今やってることは、一流になるた

めにやるんじゃなくて、絵が描きたいと思っていた、

絵が好きだと思っていた、あの頃の自分を満たして

あげるためにやるんですから。自分のためになるんですよ。

これで、売ってお金にするって考えちゃったら、ま

た、話、別になっちゃうけど、満たしてあげるためだ

ったら、うまい必要ないじゃないですか。
だって描きたかったんですもん。

20:00
だけど、どんなことも上達はするんですよ。
毎日ちゃんと続けていて、全く、最初となんーにも変

わらないっていう人はいないんです。

 

なんーにも全く変わらないっていう人はむしろ天才で

すから、そっちをウリにしたほうがいいです。
「私は全く変わらない強固な精神を持っています」ぐ

らいに、ウリにできますから。

20:17
私、ときどき、自分のたとえを出すんですけれど、私

ね、ボイストレーニング始めてから、たぶん5年以上

たってると思うんです。私、声を出すの大好きなんで

す。自分の声が大好きなんです。

 

でもね、歌、めっちゃへたっぴなんですよ。
音程は合わないしね、リズム感はないし。

リズム感ないっていうのはほんと、ある先生にもう、

言われました。「かめおかさんリズム感、ない!」
そのぐらい、全然できなかったんです。

20:39
別にできなくても人生なんてことないし、もともと歌う

ことは、そんなに好きなわけじゃなかったんだけど、

 

地域の子どもミュージカルの脚本を担当してたころ

に、子どもたちの歌声が、とってもすてきだったんで

すよ。ほんっとにのびのびと楽しそうに、いいー表情

で歌うんです。

 

それ見たときに。作詞は私がしてるんですよ。でも

ね、作詞してるけど、私は、歌下手だしなあとか思っ

て、歌ってなかったんだけど、気がついたら、子ども

たちの歌声聴きながら、口ずさんでたんです。

21:06
ああ。私、自分の詞だったら好きなんだな。
なんちゅう自己中なんですね(笑)。

 

そこに気がついて、で、そんなにうまくならなくても

いいけど、ちょっと自分の書いた歌ぐらい、歌えるよ

うになりたいな、うまくなくてもいいけども、自分の作

詞した歌ぐらい、ちょっと歌ってみたいなって、思う

ようになったのが、ボイストレーニングやりたいって

思ったきっかけで、

21:27
5、6年前に、たまたま4駅先の、駅のところにある
ボイストレーニングのスタジオを見つけたんですよ。
4駅だと通えるんですよ。
「あ、これは行ける」と思って、それから実際、ほと

んど休まずに、通い続けています。

そして、5年以上かかって、よおーーやくちょびっと

だけ前進しました。歌はともかく、もうほんとに、ほ

んとに気持ちよく声が出せるようになりました。

21:48
要するに、どんなに歩みが遅くても、ストップかけな

いとちゃんとここまで来れるよっていう、実例がここ

にありますので、ぜひ、途中で自分で歩みを止めないで、

 

どんーなちっちゃな歩みにもマルをつけて、自分を変

えていきたい、もっと自分と向き合って、自分と仲良

くやりたいって思うのでしたら、そこんところをトライ

してみたらどうかなっていうふうに、思います。

22:08
あとね、やる気がなかなか出ないときっていうのは、

いくつか理由があります。
さっき言ったブレーキを何かかけてる、っていうとき

が多いんですけれども、そのほかに、それを体験し

たときに何か嫌な思いをして、それを思い出すと、
嫌な思いが再現されてしまう。


これはね、やる気になれない、すごくおっきいポイン

トになります。ですからこれは、その嫌な気持ちを外

してやる必要があるんです。

22:31
たとえば、これは実例ですけれども、子どものころに

水に溺れたことがあって、それ以来、水が怖いって

いう人は、最初はほんのちょっとの水から始める。

 

これもやっぱりスモールステップなんですね。
ちっちゃなところ、たとえば洗面所のコップのお水か

ら慣れていくとか、少しずつすこーしずつ変化して、

たくさんの大きな水に慣れていく。

22:49
それとおんなじようにして、気持ちの切り替えって、
いきなりはガラッと変わらないので、ちょっと抵抗の

ないところから、慣らしていく。

たとえば犬が怖いっていう人は、うんとちっちゃい、
しかも子犬から始めるとかね。そんなような感じですね。

気持ちを切り替えていくことによって、自動反応をな

くすと、やる気に切り替えやすくなります。

23:08
あと、ゴールを明確にするっということは、けっこう

あるかもしれません。

どこに行くのかよくわかんなかったら、何となくーで

すから、歩みが加速しにくいですよね。

 

「あーそこに行きたあーい!」と思うと、走ることもで

きるけど、「ええーっと、どーこーかー…」と思ってる

と、ただうろうろして、終わることになりますので、ぜ

ひ仮の目標でいいから作ってみてください。

23:27
目標は、遠い目標と近くの目標と両方あるといいと

思います。近くの目標に達成するために、自分にご

褒美をあげていくと、これも進みやすくなる方法かな

っていうふうに、思います。

それから、何のためにやるのかっていう、目的もは

っきりさせておくと、やる気が出やすいかなっていう

ふうに思います。

23:44
最後に1つ、おすすめがあります。
ちょうど今ですね、「じぶんステップUP!」の第2期

の募集を開始したばっかりでですね、このかたは

ね、「じぶんステップUP!」に、すごく向いてるんじ

ゃないかなって思うんです。

なぜかというとこんな長文のメールが書ける。
「じぶんステップUP!」って、自分のスレッドを作っ

て、そこに日々の思いだったりとか、行動だったりと

か、別に毎日じゃなくていいんですけど、

 

まあできれば毎日、短くてもいいからつづっていくっ

てのが基本ベースにあるので、

それを一人でやってもいいですし、

 

♪BGM(24:10~24:25)
モーニングページでやってもいいですけれども、こう

いうグループで、仲間がいるところで一緒にやると、

加速するんじゃないかなあーと。

 

ちょうど募集中なので、最後におすすめをしてみました。

以上です。

 

 

 

 

星 19年以上つづく日刊メルマガ「今日の

  フォーカスチェンジ」の詳細は、こちら 流れ星

花火かめおかゆみこの講座情報は、こちら!

義理チョコかめおかゆみこの講座ご依頼は、こちら!