かめおかゆみこ です。
「『聴く』を磨く」仲間であるひらりん、こと、平澤雅己さん(リンク先はFB)が、2019
年1月、世田谷・アポックシアターでの一人芝居フェスティバルに出演します。もとも
と、お芝居が好きなわけでも、表現が得意なわけでもなかったひらりんが、なぜ、そん
な挑戦をこころざしたのか。ひらりんのこれまでの話と、現在の活動について、2019
年1月のアポックシアターでの、ひとり芝居上演までの経過を、追っていきます。
2018年12月17日・ひとり芝居フェス参加者交流会動画
2018年12月18日(火)の稽古は、はじめて使う会議室。
ちょっとせまく、テーブルを寄せても、充分な演技スペースが
とれません。 稽古場さがしはいつもひと苦労です。
台本が、これまでの2段組みの仮台本から、本番まで使う、
正式な台本に変わりました。最後まで完成したのです。
ひらりんも、19時には駆けつけて、さっそく稽古開始。
ところが…。
どうも、調子が乗りません。やりかけては、中断。
「もう一度お願いします」で再度やり直すも、また中断。
これ、冒頭の電話のシーンなのですが、壁の時計を見てい
ただくとわかるように、何度やり直しても、どうもノリが悪く、
なかなか先にすすみません。
この日は、共通の友人である、よっしー、こと高野寿子さん
も見学にきてくれていたのですが…。
21時。時間になったところで、不完全燃焼のまま、この日
の稽古は終了となりました。
終わったあと、3人で飲みに行き、あれこれ話しました。
ひらりんは、「前回できたところがうまくできず、あせってし
まった」とのこと。
私「過去をなぞるのは、意味がないよ。何百回稽古しても、
いつもその瞬間瞬間がすべて。その瞬間瞬間に、あたら
しく生み出していくものなんだよ」
ひらりんも、頭ではわかっているようす。
言いながら、私も気持ちはわかるのです。
複数出演のお芝居なら、やりとりするなかでもりあがって
いく部分もありますが、ひとり芝居は、ほんとに、ひとりで、
積み上げていくしかないわけですから。
中学校演劇部の外部指導員をやっていたころの私なら、
もしかしたら、「本気でやる気あるのか!」と、どなってい
たかもしれません。(年に1回くらいはキレてました)
まあ、そのころだって、本当に怒っていたというよりは、
ハッパかけるくらいの気持ちではあったのですが、いま
は、そういうことはまったくしなくなりました。
どなってやる気が出るひとって、いないですからね。ど
なることが、カンフル剤みたいになるのもいやですから。
まして、ひらりんはおとなですから、自分のメンタルを
どうやって調整するかは、自分で決めるしかないのです。
舞台のうえは、ひとりです。たとえ複数出演するお芝居
であっても、立つのはひとり、ひとり。そのきびしさは、
自分で引き受けていくしかないのです。
ま、稽古をはじめて1か月ちょっと。疲れも出るし、ゆる
みも出る時期。ある意味、想定内。ここで気持ちが引き
しまれば、後半を走り抜けることができますからね。
本番初日まで、あと25日!
…と、ここでアップしようと思ったら、よっしーが、フェイス
ブックの、応援ページに投稿してくれているのに気づき
ました。よっしー、やさしいねー。
場所:こどもの王国保育園
豊島区西池袋4-8-20
(東急産業池袋マンション道沿い1階)
2019年1月12日(土) 20:30~21:30
2019年1月17日(木) 17:30~18:30
2019年1月20日(日) 11:30~12:30
※時間は持ち時間であり、上演時間ではありません。
上演時間は、40~45分程度を予定しています。