かめおかゆみこ です。
メルマガ「今日のフォーカスチェンジ」15周年記念で制作した、
『こころの量稽古』 ←クリックすると詳細ページに飛びます。
(副題「『自分OK』になる七つのしくみ」)
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これまでに、いただいた感想は、こちら
>パラレルワールドってよくわかんなかったんで、調べてみた
>ら、やっぱりよくわかんなかった byガチャ
SF好きのワタシとしては、わりとなじんでいることばなのだけ
れど、案外知らないひとも多かったかな~。検索してみても、
たしかに、わかりやすい解説は少ないですね。
なので、この絵も、ビミョーにちがうかも。
昔、手塚治のまんがで読んだ記憶があるのですが、主人公の男
の子が、さかのぼると過去にもどれる下水管を発見します。
主人公は、好きな女の子に告白しますが、あっさりフラレてしまい
ます。そこで、その下水管をさかのぼって、やりかたを変えて、再
度告白。何度もこれをくりかえし、ついに、OKをもらいます。
そうして、一事が万事、すべてを何度もやり直していくのです。
が、はたから見ると、すべてが順潮に行っているように思えます。
この、無数のやり直しの世界が、パラレルワールドなんですね。
あったかもしれない可能性の世界なのです。
この主人公は、最後には、何かの願いをかなえようとして、うっ
かり流れに流され、赤ちゃんにもどってしまうというオチで、物語
は終わっていますが…。
私たちは、生きていくプロセスで、たくさんの選択肢を体験します。
もしも、あの道を選んでいたら…と思った体験は誰しもあるので
はないでしょうか。
私自身、あのひとと出会っていなかったら、この仕事はしていな
かったなとか、あそこに行ってなかったら、あの体験はできなか
ったなということは、多々あります。
その選択一つひとつによって、いま出会うひとたちも変わってい
たかもしれないし、ちがった境遇にいたかもしれません。
もしかしたら、ものすごくスンバラシイ未来になっていたかもしれ
ないし、逆に、その日のいのちさえあぶない生活になっていたか
もしれません。
でも、そのどの選択もせずに、いま、この人生を選んでいる。
だから、いま生きている自分を肯定しようということでもあるの
です。これが、「今日の最善」にもつながっていくのです。
※写真はイメージです。本文とは直接関係ありません。