緊急事態宣言も全国区で開けて、ホッと一息つくつかの間で、もうコロナ第二波の襲来の兆しが見えています。
6月と言えは入梅の季節ですが、梅雨の花々を売りにしている寺社仏閣さまでは、早々と6月も継続閉門を決定なされておられるところも多いようです。
最近の湘南鎌倉では、明月院に始まる梅雨のトレンド、あじさい観光に人気が集まっています。
あじさい自体の種類が以前に比べるとはるかに多く品種改良されて、創作された多くの見栄えがする花々が増えたこともあるのでしょうが、あじさいの「見せ方」も時代とともに進化して、より人々の目に留まるようにプロデュースされるようになったからだと小生は感じます。
併せて、近年はあじさいのみならず、あじさいと抱き合わせてより魅力的に季節感を演出するために、この季節の花々にも光が当たるようになりました。
2015/05/27撮影 鎌倉長谷 長谷大観音さま 浮き菖蒲
※1240ピクセルで仕上げてあります。PCの壁紙などにご利用ください。
大観音さまの下の境内にある御池にこの季節になると浮かべられる浮き菖蒲です。
御池の土壌とは完全に切り離されていて、風にたゆとうようにふわふわと水面を漂います。
ちょうど御池背後に植えられた大紅葉の若葉が、新緑に満たされてグリーンの幕を下ろしたようになって、とても清々しい景色となります。
その景色を眺めながら下の境内の神仏さま方や弁天窟をお詣りした後、上の境内に上がって大観音さまや厄除け阿弥陀さまなどの仏様神様にお詣りしつつ、背後の山羽に植えられているのが、今大人気の長谷寺の「あじさい小道」なのです。
鎌倉長谷 長谷寺HP→https://www.hasedera.jp/