庄川桜と言えば小生の知る限りでは標高のある高地を除いて、関東甲信中部では一番遅く咲く桜だと思います。
したがって、桜撮に行っても写真を編集してブログに公開すると、もう季節は5月、新緑の季節ですから今頃の時期の季節ネタではないな・・・と思うと、もうその年の掲載は没となってしまいます。
庄川桜には2回ほどしか訪れていませんが、どちらも写真だけ調整したまま没ネタとなっていました。
で、今回、こういう流れで2014/05/07に庄川桜を訪問した際に撮影した画像を元に掲載してみようと思います。
かなり興奮して撮影しましたから枚数が多いので、二回に分けて掲載します。
ご存知の通り庄川桜は当時日本一だったロックフィルダムの御母衣ダムによって湖底に沈んだ庄川村/白川村のお寺に植わっていた古桜を、地元有志の方々の熱烈な尽力でダムサイトまで500m引き上げて移植したものです。
移植当時は根付くかどうか心配されるほど弱弱しくなってしまった古桜ですか、11年後見事に復活を果たし天然記念物にも指定され現在に至っています。
2014年に訪れた時はちょうど中部縦貫道が富山まで開通した直後で、この道の走り初めを兼ねて開花に合わせて出かけました。
2014/05/07撮影 御母衣庄川桜公園 庄川桜
いかにも古桜という風情の桜の大木が見事に花を咲かせていました。
湖面バックの姿↓や・・・。
周りの山々に溶け込んだ姿↓・・・。
五月の薫風流れる青空バックの姿↓・・・。
古木やご神木には精霊が宿るとよく言われますが、まさにこの古桜にも各々、精霊が宿っているのがわかりますよね!。
さらに樹によって微妙に異なる花↓まで・・・。
、しっかり時間をかけて撮影しました。
何とも華やかで華麗で賑やかな花の咲きっぷりに、しばらくポカンとして眺め入っていたことを思い出します。
②へ続きます・・・。