前出の記事は、六義園へ行く途中に朝飯で寄ったケンタの2階イートインスぺースから撮影した、駒込駅南口ロータリーの桜並木です。
ここでこれだけ綺麗でしたから、六義園はかなり期待できるのでは、とワクワクしながら入園しました!。
でも・・・、外出自粛と言ってもねぇ、考えることはみんな同じ。駒込口は10時過ぎにすでに行列でした~。
園内の桜もボツボツ咲き始めています。山桜がソメイヨシノより先に咲いているのにちょいとビックリ。
で本命の枝垂れ桜=エドヒガンですが先一昨日、渡辺裕太くんがレポートしていた時は2部咲きとのことでしたが、どうしてどうして、もう↓こんな感じです。
流石に枝垂れは開花が早いっす。
でもね、多分今日※21日、もそうだったんでしょうけど人出はいつもの年と変わらないような・・・。
というより、誘導員の方々はずっと声掛けしなくてはならないくらい、次から次へと観桜客がやってきます。
加えて本命桜さんの対面のペア桜※手前、もこんな感じで咲いてます。
こちらの枝垂れは若干、色が本命よりも白っぽい感じがしますね!。
で、早々に本命さんの前はお暇してゆっくり撮影できる「裏見桜」ポイントへと移動します。
手前の赤いのは新芽の若葉です。この木越しに除いた本命桜さん!。
レンズを長玉へと付け替えて撮るとこんな↑感じ。
ただ、裏見のポイントは限られるのでそうそう、簡単には撮れないのが玉に瑕です。
あとは池越しに水鏡を狙って対岸までのんびり散歩モードで歩きましたが、風があってボツでした~。
実はこの時期、大枝垂れ桜だけではなく、こんな↑大きな辛夷※コブシ、もこんなに花を咲かせているんですが、大枝垂れに人気をとられてあまり人気がありません。
この辛夷単体でも相当な大木ですし、この大きさの辛夷がまだ複数本もあって、すべて満開でした。辛夷君たちがちょっとカワイソ~です。
流石に枝垂れ以外の桜は山桜が咲き始めレベルで染井さんは今少しかかりそうです。
でも、ここのソメイヨシノは御池背景の山手線側の丘に咲きますが、これも結構見ごたえがある桜ですから、当分、六義園は桜見物で賑わいを見せるのではと。
ライトアップも綺麗なんですが、今年は開催中止です。残念ですね・・・。
さて、2時間ばかり園内で過ごし、都バス一本※茶52系統、で行ける次の早咲き桜スポット、神田明神さまへ移動します。
バス停に「新盆/お盆、お彼岸の前後は道路混雑で定時運行できない、云々・・」と注意書きがありましたが、ホントこの本郷通りの周辺ってお寺様が多いんですね!。中には吉祥寺さまのような大寺もありましたし。さもありなん・・・。
途中、茶水の駅前を通るときに例の廃止都電の線路跡を通るんだ、と気づきまして途中下車しましたが、今はシートで覆ってあって見られなくなっていました。まっいいか、明神さままで大した距離じゃないし、と外堀通りを歩きつつ丸ノ内線の顔出しなんかを眺めつつ、昌平黌の脇を歩いて行くと・・・。
おおー、なかなかいい桜じゃん。しばらく眺めつつ、撮影。
この感じからすると、染井さんかなぁ~。
で、振り向くともう神田神社の正面参道っす。
楼門前の桜は5部咲き位かな~。
隋神さまにご挨拶申し上げて境内へ。まずは識子さんが「将門神さま=平将門さま、神田神社の主祭神の一柱さまです、もう二柱は大黒さまと恵比寿さまです」が居られる定位置と言われている、本殿脇の獅子山へお伺いして将門さまへご挨拶です。
獅子は我が子を谷へ突き落し云々、という逸話をもとに作られた山と瀧だそうです。プチ禊をさせていただいて本殿へお詣りっす。
いやいやいや、しかし、さっきからずっと本殿前にはお詣り待ちの行列が途切れません。
加えて出来立てホヤホヤの文化交流館も多くのお客さんで引きも切らず。
これは~・・、以前お伺いいたしました時よりも賑わいが増しています。
いかに明神さまの神様方が慕われているか、ご利益が大きいか、と言うことの現れでしょうね。
神社の建物すべてが綺麗※ほかのお社がどうの、と言う事ではなく、で実に煌びやかなのもそう感じさせる一助になっていると思います。
前出の楼門の鳳凰さまもそうですが、こちら↓の四神「玄武」さまも。
なんと、煌びやか!。北方を司る「武」の守り神さまです。意匠的には亀+蛇の絡み合うお姿で現されます。つよそ~ですよね!!。
そして、主祭神の大黒さま。
小槌がとても小槌に見えないくらいおおきくて、常に振っていただけているように動きを感じるお姿は文化交流館エントランス前にご鎮座されています。
しっかりと締め、が這ってあるあたり、ちゃんと魂の入っていらっしゃる御像の証ですね!。
そして、小生がちょっと感動!!!!してしまったのが・・・↓。
少彦名命さま※神田神社様では=恵比寿さま、と同一神だそうです、です。
大国主命さまが国造りに四苦八苦していた時、海からガガイモの小舟に乗って現われた身の丈の小さな神さまですが、そのお持ちの力は絶大で大国主命さまと力を合わせて、国造りに情熱を燃やされて大国主命さまの盟友となられた神さまですが、病に罹られ志半ばで姿を隠されてしまった、という神さまです。
国土造成の神、温泉の神、薬事の神さまと言われておりまして、小生が本気で神様と言う存在を感じてお慕いしだしたきっかけを作っていただけた親愛なる神さまなのです。
以後、少名彦命さまをお祀りしたお社を探して、甲州の金桜神社でお札をお受けしまして神棚へお祀りさせていただいておるほどです。
それで、初めてお会いした蔵王温泉でのお姿を、この神田神社さまで拝見できるとは思いもよりませんでした。
像全体のモチーフも少名彦命さまらしいもので、もちろん締めが張ってありますから魂の入られた神々しいお姿に、しばし見惚れてしまいました。
このお姿を見せていただけた時はとっても嬉しくて、御縁を感じさせていただきました。
将門神さま、大黒さま、恵比寿さま、境内にございます摂末社の神さまともども祝詞を上げさせていただきました。ああ嬉し~~・・・!!。
神田神社さまは識子さまが仰っているように、神さま方の御性格からかとてもスカーっとご神域が気持ちよく、氏子様方の気風の良さと気前の良さがお江戸の時代から積み重なって満ち溢れておられるのが小生でもわかります。
御守り/縁起物/関連商品もとても豊富で躍動感にあふれています。
加えて新進気鋭/進取の将門さまが神さまの御一柱ですから、ITなどの新しいものも違和感なく調和しています。
ご参拝の皆様の足が自然にお社へ向いて、皆さんが神さまの御力を頂戴してニコニコして帰られる姿を目にすることができるだけでも、自分が元気になれます。
東京の力の源の一つがこのお社である!、と言っても言い過ぎではないです、きっと。