2019/09/27撮影 久々の坂東三十三観音巡り、第19番札所天開山大谷寺と大谷石スポット② | 湘南陽光電しゃ館 神仏と自然館+精進落としと飯

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ヤフーブログから引っ越してきました!。
鉄道館とは別に、神さま仏さまの居られる景色、
花/木、そしてその場所の空気感をお伝えいたしたく、
撮影した写真を掲載しています。
そして、お詣りの後は精進落としを。
「気」がピュアのままだと、疲れちゃいますからね!。

予定していた以上にたっぷりと大谷寺さまを堪能させていただきまして、次にお伺いいたそうと考えておりました、益子の西明寺さまへは間に合いません。

でも、まだ、お日様はずいぶんと高いです~。なので、頭を巡らせておりましたら、ハタ!と閃きました。そうだ、近くに大谷石の採掘場があったはず!!。

で行ってきました。これが、本当に大当たりでした~。

大谷観音さまのおわす御止山に続く山稜は全て大谷石の岩稜で繋がっています。当初は露天掘り、そして時代が進むにつれ坑道掘りとなっていったそうです。

この木が生えている岸壁の地下に採石場跡の地下空洞があります。

入洞料800円を払い、地下坑道への階段を下りていくと・・・。

それは坑道などと言う規模などではありえない巨大な地下空間が広がっていました~。

地上に開けられた穴からお日様の光が差しています。

居合わせたおばちゃんが、「この間テレビで映ってたの、これだわ」と言っていました。うんーん、見事!!。

そんじょそこらの木漏れ日とは規模が違います!。右の壁にドアがありますが、これが人ひとりの高さです。

この穴、今、坑道がどのあたりを掘っているのか確認するために開けた穴だそうです。これの大半を手彫りで切り出していったそうです。

この光量を見てください!。もう、巨大な燭光です。戦時中には中島飛行機(現在のスバル)の地下疎開工場として拡張され、陸軍の大東亜決戦機キ84「疾風」が製造されていたそうです。

戦後はまた大谷石の生産や国庫米の保存倉庫として使用されたそうで、今でも大型トラックが悠々入構できる巨大なスロープ道が残っています。

映像のロケ地として最近とみに注目されていますが、あの巨大な地下空間の広さと暗闇は決して画像処理などでのフェイクではなく、実空間であると認識させられました!。

そして、ココ、きっと相当な「パワースポット」であると。入洞するときに、かなり深くまで階段を下りていくので、こりゃ帰りがエラそうだな、と思ったのですが・・。

全く体に負担を感じないのです、スタミナ切れでヘロッテいる小生がですよ。むしろ、地上に戻ってくると体が軽いんです!!、ホント。

地下のヒンヤリとした洞内の空気も濁ることなく清浄でクリアでした。

勿論、入洞口に空気ダクトは設置してありましたが、あの空間全てをカバーできる規模などでは全くなく。

あの一体、御止山岩峰山稜自体が、何かこう大地の見えない力を発している地域なのではないか、と思います。

地上の大谷石露頭の姿は、気の遠くなるほどの時間の流れの中、ずっと、時代時代の人の子らに、大地の力を発現し続けている場所の一つかもしれませんね!。

 

施設公式HP→http://www.oya909.co.jp/contents/大谷石地下採掘場跡/