5/28追記:それで、お詣りの後調べましたら通常のご祈祷も5:30という朝早くから行われていることは前回、記させていただきました。
なので、如何してもこの「早朝の大護摩祈祷」に参加してみたくなって、前回から一週間で、再度新勝寺さまへお詣りをさせて頂きました。
2018/05/26 5:00撮影 総門からご参道を望んで

流石に参拝の方々は少ないだろうと思っておりましたら、あに図らんや、すでに大本堂内には、なんとかなり大勢の参拝者の方々が居られ、大護摩祈祷の開始を待っておられまして、ちょっと、ビックリ致しました次第です。
結論から申させて頂きますと、「早朝の大護摩祈祷」は一度はご参拝なされた方が良い、体験なされてみた方が宜しいのではと感じます!!。
清浄感と清涼感のある朝の澄み切った境内や大本堂の空気は、目覚めて間もない人体にはより多く、全ての護摩祈祷での行事や読経がピュアに伝わり、お不動様のお力をよりスムースに受け易く、且つ浸透しやすくしているのではと感じました。
入り口側の椅子席も充分に余裕がございましたし、御参拝の方々は5:30の大護摩祈祷に参加なされる目的でお見えになられているため、途中から入場される方も少なく、集中してご祈祷に参加出来ますしね。
前回、体全体が「びくっ」としてしまった、あの大太鼓の響きも今回はあまり「どきっ」とするようなことはなく、むしろ心地よく響いてきましたし、かなり多くの方々がいらしても、ざわつきが無いのでお坊様の説話や読経の「音場」もはっきりと耳に入ってきます。日中での大護摩祈祷とはちょっと違う、厳粛さ静粛さがありますから。
大護摩祈祷終盤からの「御火加持」も、人が群がって「早く並ばなくちゃ~」なんてことは無く、皆様余裕でゆったりと行動できますし、ご祈祷終了後の内陣のお手綱参拝も粛々とスムースにお受けできます。なにより、ご本尊様のお姿をより間近で拝見できますことは、大変に嬉しいことでこざいました。
さらに、ご祈祷は5000円からと前回記させていただきましたが、大本堂内では一願主500円で大護摩祈祷で燃やされる護摩木にお願いを記させていただいて、その回で「おたきあげ」をしていただけることもわかりました。
ご祈祷が始まる前までに、その回の分は堂内受付さまへ、お出ししないといけませんので、書き込みの時間を考慮しないといけませんが、自身の見ている前でご自身のお願い事を書かれた護摩木が「おたきあげ」がなされるわけですから、実にリーズナブルでございます!!。
相変わらず、半端修行の身、お不動様の「巨大な!」お姿は今回も拝見できませんでしたが、常識的な大きさで立ち上がる護摩壇の炎の照り返しが、不思議と天蓋を越えて大天井にまで達して揺らいでいるのを目にさせて頂きまして、「ああ、あそこにお不動様のお顔があって、見下ろして居られる!」と感じることは出来ました。
そして、妙に「般若心経」の読経時に心打たれるものがございまして、今回ばかりは涙が流れ落ちてまいりました。ご真言唱和の時も、まごつくことなく唱えることが出来ましたので「真言宗流」のご真言も、ああ、こういう風に唱えるのだな、体感できました!!。
兎に角、何を置いても朝一5:30の「大護摩祈祷」には是非とも、参加なされてみて頂くことをお勧め致します。駐車場も全く空いておりますし、酒々井のPAからは15分ほどで到着できますから、仮眠なされて出られても余裕はあります。
ご自身のお体がピュアである朝一で、お不動様のお力を最大限お受け取りになることが可能な、この5:30の大護摩祈祷、逃されることはないと思います。
--------------------------------------
↓ここから、前述
2018/05/20撮影 成田山新勝寺、総門

早い時間からお伺いする予定で動いておりましたので、5時過ぎには藤沢を出発、2時間弱で成田へ到着しておりました。流石に7時ですとご門前の駐車場は空車です。終日駐めても800円ですので、実に良心的なお値段です。
識子さんの記されて居られた大本堂でのご祈祷で不動明王様の浄化を受けさせて頂くのが第一の目的でしたので、たぶん、最初のご祈祷は9時からと勝手に考えておりましたら、なんと、平素でも最初のご祈祷は5時30分が最初でした。少し車の中で識子さんの著書「神社仏閣は宝の山」の成田山新勝寺の項を読み返し、再度、ポイントを確認していざ出陣。
〃 仁王門奥、狛犬阿形吽形

境内はこのご門二つを潜り、少しお山を上がった処にございます。新緑が実に鮮やかで生き生きとした色合いを纏う狛犬様方が実に映えています。
〃 境内

流石に朝7時前後ですので、土日といえども人出で一杯となる境内にも参拝者はまばらでございました。
〃 大塔婆御手綱拝掌

今年は10年に一度のご開帳に当たり、さらに開基1080年の節目と重なることで、様々な特別な行事が4/28~5/28の間に催されるそうでございます。
ちなみにこの大塔婆の御手綱はご本尊の不動明王様の左手と繋がってあられますので、直にお不動様とおつながりを持つことが出来る、有り難い御手綱だそうでございます。
〃 光明堂

こちらの光明堂で「天国封建加持」を授けて頂けました。法布に包まれた宝剣でお坊様によって、しっかりと肩上左右を叩いて悪しきものを体内から追い出して頂けます。その重量感はまさに宝剣そのものでございました。なんと、これが無料というのもビックリでございます。有り難い事でございます!!。
〃 醫王殿と平和大塔

手前の醫王殿は昨年※2017/09、竣工した新しいお堂で薬師如来様と脇侍の日光月光菩薩様、十二神将様がお奉りなされておられるお堂で、健康長寿と病気平癒のご祈祷をして頂ける場所だそうです。
奥の平和大塔の一階で小生は写経をさせて頂きました。書き記したお経はしっかりとお寺様でお納め頂けるそうなので、ご家族や親類、親しい方々、ご先祖様の仏様方にしっかりとお届けいただけます。一写経2000円です。写経したお筆は頂戴できますので、大変宜しい仏様修行だと。ちなみに御朱印所もこちらにございます。
〃 お稚児練り

運良く、当日はお稚児練りの行事もなされておりました。お坊様方、お稚児さん、奉賛者の方々のご衣装が晴天に映えて実に鮮やかでございました。
このほかにも多くの特別ご開帳や行事が5/28まで続きますです。小生は写真には撮影してございませんが、奥の院のご開帳で大日如来様を拝ませて頂けましたし、普段は行われない10時の大護摩祈祷で内陣参拝をさせて頂きまして、これも10年に一度しか頂戴出来ない「剣札守」を頂戴出来ました。いずれも、無料でございますが10万枚限定とのことでございますから、もう、お早めに行かれた方が宜しいかと。
識子さんが悔しがられて居られた、お財布のご浄火もしっかりとお願いしてして頂きました。ただ、相変わらず神仏修行は中途半端でございますので、識子さんがご覧になられた、で~~~っかい不動明王様のお姿は見えませんで、たぶん、この空間だとこのくらいの処におられるのだろうなぁ、とずーと天蓋に上がっていく護摩煙を眺めておりました。それと、これも識子さんが記されて居られます、大太鼓の音と波動はもの凄かったです。そして、参詣者全員でのご真言の大合唱!!、終いには魂が感動したのかグッときまして、涙が出ました。嬉しくて嬉しくて、なんとも充実した時を新勝寺さまで、過ごささせて頂きました。有り難い時間でした。※脚の悪い方は大本堂正面入り口側の壁面に椅子席がご用意されてございます。ですが、席数はあまりございませんのでお早めに着席なされておられた方が宜しいかと思います。
成田山というと何度かお伺い致しましても、普段は今まであまり、足の向かないお寺様でしたが、これからは気軽にお伺い出来そうな気がしております。小生は平素はご真言を頂戴致しました、長野善光寺さまのお不動さまと鎌倉長谷寺の弁天窟のお不動さまを信心して居るのですが、成田山のお不動さまも、しっかり信心しようと感じたお参りでございました。
※小生は予算不足で、今回、ご祈祷はお願い致せませんでしたが、5/28までは特別なご祈祷で、普段と同じ5000円からお願い出来ますので、この機会になされることをお勧め致します。そして、是非とも大本堂での大護摩祈祷に参加なされて、お不動様のいろいろな御利益を授かってくださいませ!!!。
詳しくは特別HPに詳しく記されておりますのでこちらをどうぞ!。
お寺様公式HP→http://www.naritasan.or.jp/
--------------------------------------
↓ここから後述
それで、一通り御参拝を終わられましたら、是非、左手の丘上に目に入ります、「出世開運稲荷(ダキニ天堂)」さまへご参詣なされませ。
識子さんは御参拝なされずにおられたようですが、小生は「お稲荷さま」と伺いますとなんとも、お伺いせずにはおられませんで、前回お伺い出来ませんでしたので、今回はお伺い致して参りました。
2018/05/26撮影

新勝寺さま境内から直接石段を上っていきますと、お稲荷さまのご門前へ到着致します。朝早くからご門前の売店ではお稲荷さまへお供えする、お揚げさんとご蝋燭をセットで200円でご用意なされておりまして、これを迷わず購入。
お社前でお揚げさんを袋から出して※神仏はビニールのパックや飲料の蓋をご自身でお開けになることは、識子さんによると出来ないそうです!!。なので、折角神仏へお心を込めて、しっかりとお供え為さりたいのであれば、こういう包装やら袋やら蓋やらは開ける、もしくは取って差し上げて、人様にお出しするのと同じ形にして、お供えするようにしたほうが良いとのことです、ただし、上げっぱなしでその後放置はダメで、15分くらいしてから改めてお下げして、後はお下がりとして頂戴致すか、ご自身の手で処分なされるべきだそうです。管理なされておられる方が居られるようなお社やお寺様では、大抵、お供物の取り扱いについてお知らせがありますので、それに従って対応なされるのが良いかと・・・、お社前の台へとお供え致します。この際、購入時に合わせてお渡し頂くお皿は外して皿置きへ置く、と言うのがルールのようでございました。
ここで、こちらのお稲荷さまは仏様系のお稲荷様と教えて頂けました。ダキニ天さまのお稲荷さまでございました!!。しっかりとご真言※ノウマクサンマンダボダナンキリカクソワカ、も頂戴致すことができまして、大変有り難く存じました!。そして、しっかりとお願い事をさせて頂きまして、お暇致しました次第でございます。境内には多くの眷属さまが奉られて居られまして、古くから信者様のご信仰厚き、由緒あるお力のあるお稲荷さま、なのだと感じました次第でございます。
〃 出世開運稲荷さま参道より新勝寺西翼境内を望んで

こちらから新勝寺さまを望むと旧本堂でありました釈迦堂や額堂、奥には平和大塔も望むことが出来ます。新勝寺さまは大本堂奥にも広く有り難いお堂がございますし、今回のご開帳での特別加持をして頂ける光明堂での「天国宝剣頂戴」、さらに新たに醫王殿も建立されましたので、これらお堂におわします仏様にお詣りなさりながら、是非とも奥の方まで脚を伸ばされると宜しいかと存じます。
それと各お堂ごとにご朱印をお授け頂けます。平和大塔にてもございますので、全て回られて、ご朱印をお受けなさるのも宜しいかと存じます。