こちらのお社は甲州金峯山(きんぷせん、と読みます)におわします、オオナムジ命さまとスクナビコナ命さまをお奉りする里宮さまでございます。古くから甲州の地を御守りなされておられる神さまで、特に宝玉に通じる金運にはご神徳あらたかなお社でございます。水晶の御神宝は日本最古の水晶加工が施された名品、でございますそうです。
境内には旧ご神木から彫り上げられました大黒さまも、お奉りなされておりまして、木目が大迫力の御神像 の表情には強い御神徳をいつも感じさせていただいております。
実は小生、以前より少しご縁がございまして、少彦名命さまを日頃、信心致させていただいておりまして、大体毎年、金桜神社さまへはお詣りさせていただいております。今年はどうしても、かなえていただきたい願掛けがございまして、例大祭前ではございますが詣でさせていただきました。
そして神様のお詣りの他にももう一つ、お目当てがございまして。それはこの時期満開となる「金の花咲く「金桜」=鬱金桜」を撮影するためでございます。
昨年はお伺いする時期を逸してしまい、咲いている姿を拝見することは出来ませんでしたが、今年は少し早いかな?でも、何処でも開花が早いと言うことですので、先週末お伺いすることに致しました。
まずは双葉SAスマートICを出ての、お社への道すがら、こんな写真↓が撮影出来るポイントがございました!。
2018/04/21撮影 甲府市御岳町 県道7号線より

なんともシチュエーションの良い場所を見つけましたので、思わず撮影!。南アルプス鳳凰三山バックの山桜です。関東では桜はもうとっくに終わりですが、こちらでは山桜の他にも枝垂れも満開からちょっと過ぎた感じで、まだまだ、とても綺麗でございました。
〃 金桜神社境内 新緑と桜

神社さまに到着して駐車場に車を入れるまでもなく、すぐに「鬱金桜」は目に入りますが、まずはお詣りをさせていただきます※駐車場は結構な台数が駐められるスペースがございますが、拝殿/本殿横に設けられておりますので、車を駐めてから一度、鳥居まで降りられてから参道を上がられることをおすすめ致します。平安時代からのご神木の杉木立から発せられる、ご神気が半端ないですから!。
時間の塩梅をみて出向いたつもりですが、それでも少し早かったようで、宮司様を急き立てるようになってしまい、申し訳無い中で昇殿させて頂きまして、ご祈祷※小式5千円からですが、御神札の他にタオルと御神饌、飴までいただけましてなんとも有り難く頂戴致しました。をお願い申し上げました。
〃 鬱金の桜とご本殿

鬱金桜は境内の桜群でも最期の方に満開となりますので、この時点では未だこのくらい↑の開花状況ですが、境内のソメイヨシノや枝垂れ↓は少し盛りは過ぎておりました。
〃 境内、富士山遙拝所より休憩所の桜群と霊峰富士

ちなみに満開時の鬱金桜と桜群は↓・・。
2012/05/08撮影 金桜神社 鬱金の桜&里桜

〃

今始めて気がつきましたが、鬱金桜、色合いが変わっていくというのは、本当のようですね!。純白の清らかな美しさも勿論素晴らしいですが、満開時よりも少し前の方が本当に「金のなる桜」らしい色合いですよね!!。
ちなみに今週末、GW第一週の4/29は金桜神社最大の例大祭で最高の御利益を頂戴出来る日でございます。この時は純白の鬱金桜にお出迎えしていただけるかもしれませんね。是非ともご参詣のほどを。お帰りには昇仙峡へとお立ち寄りになるのも、良いプランかと思います。
金桜神社の場所はこちら↓です。
その後は甲府の市街地を抜けて、御坂みちから河口湖を経て駿河小山へ抜けて帰宅致し伸した。その道すがら必ずご門前を通らせていただく神社がございます。富士吉田におわします北口本宮浅間神社でございます!。
ご存じの通り、富士山をご神体となされるコノハナサクヤヒメさまをお奉りする神社さまでございます。こちらの神さまにも普段より信心させていただいておりますので、素通りすることなど出来ようはずもなく、お詣りさせていただきました。
2017/04/21撮影 北口本宮冨士浅間神社 大鳥居

こちらの大鳥居は「富士山大鳥居」と呼ばれておりまして東日本では最大の木造大鳥居だとのことです。2014年に改修工事を終えて美しい丹塗りが輝いています。
〃 境内諏訪社拝殿前の杉木立とお日様

何時お伺い致しましても、清浄で明るい境内では心が本当に癒やされますし、コノハヤサクヤヒメさまの御神徳に満たされることが出来ます。境内の手水舎には富士山からの霊水が豊かに、それもこんこんとわき出しておりまして、手口をすすぐと心身共に清々しくさせていただけます。
本殿/拝殿とも、いつも申し上げます通りですが、大天狗/大からす天狗さまをはじめ、豪壮で調度品全てがご神体の富士山のように大きく、かつ繊細で美しく、力強さを感じさせていただけます。境内の太郎杉/次郎杉や夫婦桧も巨木で根回りの太さにはいつも圧倒される思いで何度も撮影させていただきますです。
さらにこの時期、拝殿横の「七色もみじ」でございますが、秋の紅葉とはまた格別違った姿の新芽と若葉が淡く燃え立つような美しい姿を見させてくれます↓。
〃 七色もみじ

加えて境内には拝殿/本殿にもまして精緻で美しい東宮/西宮のお社や末社/摂社もおわしますし、なにより拝殿/本殿でのお詣りだけに終わらず、しっかりと御社殿の周りの末社/摂社さまをお詣りになってみてください。
思いもよらない場所に地元の方々の崇敬をご一心に集められます、恵比寿さま/大黒さまもおわしましますので。隠れた御神徳※奉納旗の数からすると相当の御利益があるようです。こちらでの「おみくじ」は運勢は別として、引いた後でもなんとも得をした気分にさせて頂けてますので、とてもニッコリ出来ますよ。は相当に大きなものと・・・。
これからの季節、富士山へ赴かれましたら、北口本宮さまの他にも富士山の四方におわします浅間大社さまへ、まず詣でられてから観光へと行かれてはいかがでしょうか。きっと、お詣りに喜ばれましたお社の神様方からの御神徳が得られるものと確信致しております。
とりわけ、北口本宮さまで是非ともこの清々しさと美しさ、そして大きなご神徳を頂戴なさることが出来ますよう、草木の芽吹く活力に満ちたこの時期の御参拝をおすすめ申し上げる次第でございます!。