今日は神宮正宮へと続く参道に自生している神宮杉、鉾杉とも呼ばれる巨大杉とその木立から差し込む神々しい朝の陽光をご紹介します。
2018/03/03撮影 伊勢市 神宮内宮 正宮先参道※立入禁止区域の神宮杉(鉾杉)

正宮前の参道階段下の先、立ち入り禁止区域の手つかずの参道脇にそびえる神宮杉を仰ぎ見てみました。樹齢何年ともわかりませんが、そのどれもが巨大で神気を纏ってすっくと真っ直ぐに天へと向かって伸びています。その枝ぶりから神鉾が連なり立つ景色に見立てて、鉾杉とも呼ばれるのも頷けます。
〃 同地

お日様が大樹の杜に差し込むとき、陽の光が光矢となって目に見える形で姿を現すのはまだ、太陽の高度が低い朝方が一番だと。ご覧の通り、神々しさが格段に際立っています。清浄な空気と相まって自身の内なる澱んだ気が清められていくようです。