2018/02/17撮影 諏訪湖御神渡出現から2週間、今の姿を撮影してきました!。 | 湘南陽光電しゃ館 神仏と自然館+精進落としと飯

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ヤフーブログから引っ越してきました!。
鉄道館とは別に、神さま仏さまの居られる景色、
花/木、そしてその場所の空気感をお伝えいたしたく、
撮影した写真を掲載しています。
そして、お詣りの後は精進落としを。
「気」がピュアのままだと、疲れちゃいますからね!。

2/1に諏訪湖の御神渡が出現してから2週間、5日には正式にその出現が認定されています。

本当はすぐにでもお訪ねして、久方ぶりのその神秘的な姿をカメラに収めたかったのですが、これがなかなか、時間がとれずにいつの間にか2週間も過ぎてしまいました。

ですが、1日以来、ここのところの極低温で湖面結氷したまま、「御神渡」も膨張と収縮を繰り返して成長しているでありましょう、と勝手に想像いたしまして、必ずや2012年の時に拝見した時と同じような、見事なお姿に再見、と期待満々でしたが・・・。

そしてやっと、昨日2/17、そのお姿を撮影することが出来ました。

まずは前日、中央高速下り線諏訪湖SAへ前乗りして車中泊、翌朝、SAから朝日に輝く姿を撮影しようと思い、日の出前に起きて湖面を眺めてみたのですが、出現以来2週間が経過し、その間にかなりの降雪があったがために「御神渡」の存在は確認できたのですが、ファインダーで覗いても雪に塗れて、写真上で判別できるほどではありません。

あちゃー、ひょっとしてやっちまったか!まさか、あらかた溶けちまったんでは・・、と少々気落ちしまして気持ちが萎えて、SAレストラン「紅谷」で恒例の朝食バイキング※※写真、あとで上げます、を味わってからでもいいかな・・、と思いまして、急にのんびりモードへシフトチェンジ。

お腹も減っていたので、美味しいおかずの数々を楽しみつつ、しっかりご飯二膳戴きまして、食後、気を取り直して再度、湖を眺めました。そうしましたら、日の出直後には、はっきりと判別出来なかった「御神渡」の筋らしきモノが、今度ははっきりと凍結した湖面上に見えました。

この「筋」の起点と到達点の当たりを付けてからSAを出発、まずは岡谷ICで高速を降り、姫大神さまをお尋ねするときとは違い、岡谷の街へ直行し湖岸を時計回りに下諏訪の街へ向けて湖岸道路を走りだしました。

2018/02/17撮影 諏訪湖御神渡 岡谷、湖畔
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暫く走って行きますと、湖面上にはっきりと氷塊の列が目に入ってきました。おお!これは!!とちょっと感動しつつ、一端、車を駐めて上ってきたお日様を背景に遠景からシルエットで撮影。その先、さらに走って行きますと、いつの間にか「御神渡」の到達点!?へと到着していました。たまたま、多くの車が止まっておりましたので駐車場はあそこに完備されていているんだな、と目星が付きまして路駐の心配することなく、そこへ車を入れることが出来一安心。

2018/02/17撮影 諏訪湖御神渡 岡谷湖畔公園
 ※第一御神渡、湖岸途中到達点から湊小至近の起点方向を望む
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ただ、どうもこのポイントは「御神渡」の最終到達点ではなく一端、湖岸に到達したポイントのようで、張り紙で表示してある図を確認すると「御神渡」はまだ、この先、諏訪警察署前まで湖面を渡っているようです。

〃 ※S字を描く御神渡ラインを望遠で撮影
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かなりの枚数撮影しましてレンズも取っ替え引っ返して覗いてみましたら、以前、拝見したほどの高さには氷の盛り上がりは達しておらず、少し控えめのように見えました。それでも、ご覧の通り↑「御神渡」の持つ威厳は損なわれてはおらず、周りにおらした観光客の方々も、日本人/外国人問わず、初見で歓声を上げられたあとは、厳粛な面持ちになられるらしく、黙って「御神渡」のお姿を眺められたり、静かに写真を撮ったりなされておられました。

〃 ※途中到達点間近で対岸の高島あたりへレンズを向けて撮影
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暫く過ごして写真を撮り続けておりますと、流石にちょっと構図取りに飽きてしまいましたので、ふと凍結した湖岸に目を落としましたら、鳥の羽毛が一枚、風に靡いているのが↓目に入りました。

〃 湖岸 羽毛
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羽毛の持つ柔らかさと白さがあまりにもピュアでしたので、思わず撮影。さらに、あたりになにか、めぼしい被写体がないかと、きょろきょろ、探しておりましたら、これ↓が目に入りました。

〃 御神渡と氷の「船」!?
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おお~、なんとこれは・・・!!。

〃〃 御神渡と氷の「船」!?のアップ
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ホントに自然の造形物だろうか??、と思うほどの良く出来た「舟形」の氷!なのでした。

ひょっとして、上社の諏訪大神さまは、湖上を歩ゆまれてでは無く、こういう「御船」に乗られて、湖面の氷を割られつつ下社の姫大神さまの元へ渡られたのかも・・・、と想像してしまいます!。

〃 ※途中接岸点より諏訪警察署最終到達点方向を望んで撮影
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掲示されていた解説図にはこの第一御神渡の他に第二と第三の御神渡があるように描かれていましたので、それなら、全て回ってみようと言う気になりまして・・・。

時計回りにこのポイントから湖岸沿いに走って行けば、第二/第三御神渡へ到達してから、第一御神渡の起点へと行けることがわかりましたので、まずは、姫大神さまのおわす、春宮秋宮さまと摂末社さま/浮島社さま/万治の石ぼとけさまへのご挨拶が未だでしたので、後回しにするのは失礼に当たると思いまして、参拝を先に致すべく車を春宮大門へと向けました。

2018/02/17 諏訪大社春宮さま至近、万治の石ぼとけさま
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春宮さまの駐車場へ車を駐め手水舎で手口を清めてから、いつものお詣りの順に春宮さまの神楽殿へご挨拶申し上げてからちょっと横道へ逸れ、まずは浮島社さまの神様へご挨拶致しまして、その後、万治の石ぼとけさまへお詣りさせていただきます。

もう何度もお詣りさせていただいておりまして、石ぼとけさまの御前には、お線香台もお供え物石も備えられておられる事は存じておりましたので、ここのところ、とみに寒い日が続いておりますし、風花も舞い散る中、仏様もさぞ寒かろうと考えまして、ご門前で暖かいお茶を調達致しまして、お供物のお茶菓子とともにをお供えさせていただきました。

さらに、これも何度も繰り返してさせていただいておりまして、もう頭に入ってしまっておりました「お願い事の手順」通りに、一通りお詣りを済ませさせていただきました。

2018/02/17 諏訪大社春宮さま楼門と風花
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このあと、春宮さまへも再度、しっかりとお詣りをさせていただきました。春節の影響もあるのでしょうか、外国の方々のバスが次々と駐車場へ到着しておりました。さらに「御神渡」効果も出始めているようで、日本人参拝客の方々も朝早くから、ひっきりなしに御参拝に訪れておられました。

2018/02/17 諏訪大社春宮さま 吽形狛犬さまと風花
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春宮さまで暫くの間、時を過ごしておりましたら、風花と言うにはちょっと強めの雪が舞ってきました。今年始めて冬の諏訪大社らしい景色が撮影出来まして、ウレシイ限り!。

このあとは順繰りに秋宮さまへとお詣りさせていただきます。竜口ご神湯で手口を清めまして、両狛犬さまへご挨拶致しまして、拝殿での参拝と同時に参拝者様のご祈祷開始を告げる、お腹に響く太鼓の響きと神官様の祝詞奏上のお声が神楽殿から伝わってまいりまして、御神事のご相伴にあずかれる事は、とても有り難い限りでございますし、なにより姫大神さまに失礼すること無く参れまして、神様のご機嫌も麗しゅうあられますようで何よりでございました。

2018/02/17 諏訪大社秋宮さま、山王閣跡駐車場から上諏訪方向を望む
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前回、初参り時には解体中でありました、お社の湖側に建っておりました元「山王閣」は全て解体が終了し、完全な更地となっておりまして、大社臨時駐車場として利用されておりました。

建物が全て無くなり湖側に遮る物のなくなったせいなのか、境内の八幡社/恵比寿社さまにも参拝しておりましたら、この景色↑が目に入りまして、上社のおわしますあたりの山々が幻想的で実に美しく見えまして写真に撮らせていただきました次第。ただ流石にこの位置からですと、下諏訪の町並みに隠れてしまって残念ながら「御神渡」は見えませんです。

2018/02/17撮影 サンリツ服部美術館、前浜より岡谷方面を望む
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姫大神さまへのご参拝を終え秋宮さまをお暇致しまして、裏道から再び湖岸道路に出、最初の流れの通り時計回りで第二御神渡を探して走っておりましたら、ちょうど綺麗に湖面が晴れ上がってきましたので、一端、車を駐めて、岡谷側の湖景色を数枚撮影。冬空の青さと雪雲のコントラストが綺麗です。

2018/02/17 諏訪御神渡、第三御神渡?、氷柱
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走りながらのロケハンでしたので・・、どうも、途中で第二御神渡を見失ってしまいましたようです。ちょうど高島湖畔のデゴイチを通過したあたり、ふっと目に入りましたのは、凍結した湖面にこの↑オベリスクのようにそそり立った氷柱でした。

2018/02/17 諏訪御神渡、第三御神渡、痕跡??
 ※船渡川河口部より下諏訪方面を望む
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車を駐めまして沖の方を見やりますと、まだ点々と氷塊が連なっているのが確認できました。どうもこれが、掲示図にあった第三御神渡であろうとは思うのですが、かといって、あまりにもお姿に差がありますので、これがそうなのかというと自信はございません・・。なにより第三御神渡は高島あたりの河口部より出現している、との情報しか確認致しておりませんでしたので。

第三御神渡??を撮影いたしましたあと、そのまま湖畔を進んで第一御神渡の起点へと到着。こちらでも駐車場が仮設ですが、しっかり完備されておりまして路駐は全くする必要はございません。ですが、御神渡のお姿がドライバーの目に入りますとやはり皆様気になりますようで渋滞になっておりました。

2018/02/17 諏訪湖御神渡 湊小前浜
 ※第一御神渡、起点至近の解氷面と御神渡氷
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2018/02/17 諏訪湖御神渡 湊小前浜から下諏訪と霧ヶ峰を背景に
 ※第一御神渡、起点から岡谷湖畔公園方向を望む
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午後になって気温が上昇してきたのか、この第一御神渡起点からは先に進む御神渡に沿って湖面が顔を覗かせておりました。その水面が開けた所に霧ヶ峰の雪峰がうっすらと姿を写しておりました。風が起こすさざ波の静まるのを待ちまして、いゃ~、これは良い写真が撮影出来ました!!。これも姫大神さまのお心使いでしょうか、大感謝!!!、でございます。

〃 野鳥のバン
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第一御神渡起点の撮影を終えまして、さあ、今回の「御神渡」撮影も終了ということで駐車場へ向けて戻る道すがら、なにやら黒い鳥が湖上から浜へ群れをなして上がってきます。それも人を恐れるそぶりも見せず、夢中で芝中のエサを漁りつつドンドンと近寄ってきます。カメラを向けても何の反応も無しなので、昔取った杵柄で久方ぶりの鳥撮をやってみようと。

しかしまあ、チョコマカと良く動く奴でして、構図取りしても望遠の画角からすぐにはみ出しちゃう。連写で何枚か撮影したんですが、SSが遅かったようで、まともなのはこれ↑一枚っす・・。

この鳥、目ん玉も暗赤色なんで黒地肌では全く目立って無くて、光が入っているのかどうかも確認できませんでした。それで、ちょうど湖岸を走っていましたら迷彩バズーカレンズをセットアップしたカメラマンが複数おられましたので、野鳥撮影だとはすぐにわかりましたが何を撮影されていたのかはわかりません。こんなバンなんかでは無く、珍しい渡り鳥でも来湖しているのだろうかと思い、あとで帰宅して調べてみましたら、どうも以前、保護して放鳥したオオワシが例年の通り、また、来湖しているようですね。たぶん、皆さん、それを狙ってらっしゃったのかなと。鳶らしき猛禽が頭上を旋回しているのをみましたが、まさかアレがそうだとしたら、ちょっと残念。ただ、今の腕ではもう、望遠で鳥の動きは追えなくなっていますので、撮ろうにも撮れませんでしたでしょうがね・・・。

と言う訳で「御神渡」撮影はこれにて終了。再度、下諏訪へ向かって走り、途中「哈爾浜ラーメン本店」で遅いお昼を食べました。※噂には聞いておりましたが、なんとも素晴らしく美味しいラーメンでもう大満足!!!。さらに餃子も絶品※醤油いらず、酢とラー油だけのタレで充分もう美味しいです、ミニ餃子セット(3つ)ではなく、大盛飯にフルサイズオーダーで次回は絶対食そうと誓った次第。ラーメン抜きで別メニュウ、餃子定食にしてでも食したいくらい、実に美味しい!!!。※※写真、あとで上げます。

さらにその先、秋宮さまご門前の皆野温泉※車を駐めてから、暖簾の掛かっている温泉入り口は少々入りにくい雰囲気なんですけど、意を決して通路を通って奥へ入り、温泉入り口の引き戸を潜って番台で料金をお支払いしたら、中はもうすぐ脱衣所で、それも広々とした明るく懐かしい超シンプルな造り。久々にベストな昭和の温泉銭湯です。

浴室もシンプルで明るく広々。当然、露天湯はありませんし、チョイと熱湯※43~45℃くらい、ですが、我慢してジッとしつつ湯船に浸かって上がったあとは芯からずっと体がポカポカして、帰路、車のヒーター無しで走っても、なぜか全く寒さを感じませんでした。

児湯や旦過の湯も良いんですけど、こちらも下諏訪温泉のど真ん中、諏訪大社下社のご神湯で姫大神さまのお力が及んでバッチリと入った温泉ですし、一度入ってしまいましたら、もう見逃す手は絶対にありえません・・・、下道の甲州街道を蔦木の道の駅あたりまで走りましたら、もうヘロヘロになって爆沈仮眠、短い時間でしたが夢まで見てしまうほど爆睡したあと、もうあとは高速でひたすら走りつつ帰宅致しました。