なので、こちらでは主に一戸で撮影した、つかの間の曇り空の下、撮影したスナップを掲載してみたいと思います。
ますは最初に当面は今年最期になるだろう当家の四十八燈篭。
2017/08/14撮影 岩手一戸 四十八燈篭

しかし、いつも感じるのですがこの四十八燈篭の蝋燭の明かりは、なんともほの暖かいものを心へ伝えてくれるものだと。
48の蝋燭自体が一つ一つ新仏様が修行される仏堂で、これを三年繰り返して本当の一人前の仏様になるという事ですから、蝋燭の炎が刺々しかったり大きく燃えたりする事は無いのは当たり前ですけど。
あちらの世でもこちらの世でも待っていてくれる人がいると言うことは、とても有り難いことである意味、灯火を灯すことが出来るだけの暮らしが出来る事自体が昔の人々の幸せの証しで、仏様、今の豊かな暮らしをずっと続けられますようにという願いが、この四十八燈篭というお盆の風習の原点かも知れませんね。
さて、ここからは一戸本家と親類宅で見つけた夏の草木花を掲載してみたいと思います。まずは・・・。
2017/08/13撮影 親類宅玄関前 アップルミントの花

〃 スペアミントの花

どちらのミントも植え付けられたものでは無く、自生のものだそうです。
従兄弟宅ではスペアミントは摘んで乾燥させて、午後ティーなどに入れてミントティーで楽しんでいるそうです。
ミントは昔から日本固有でも自生しているハーブですから、昔は良くハッカと言って北海道北見産のものが商品として出回ってましたね。
2017/08/13撮影 一戸本家 オニグルミの実

この木も植えたわけでは無く、たぶん鳥が持ってきたものが芽生えて育ったものだと。ここ数年、生り年で多くの実を付けますが誰も取らないので完熟すると落果して土に帰っているようです。
で、クルミの実を撮影していると「コココココ」と木をつつく音が響いてきます。
そぉっと奥を覗いてみると「コゲラ」が枝をつついて虫を捕っていました。
〃

鳥を被写体として撮影したのは春のメジロ以来でしょうか。
これは都会でも見かける鳥ですので珍しくは無いですが。アカゲラやアオゲラのように、色合い的にもう少しワンポイントあれば魅力的なんですがね・・。
〃 ネムノキの花

これも自生の木です。一戸では街場にも森にもこのネムノキをよく見かけます。
結構な大木も多くて、緑一色のこの時期、淡い赤い花がふわっと咲いていると目立つ花です。
2017/08/13撮影 一戸従兄弟宅 ウドの花

この花、最初、ウドだとはわかりませんでした。
言われてみれば野生のシシウドの花に似ていない訳でもありませんね。しかし、どうもウドというとあの野菜栽培で育てられたウドが頭に浮かんでしまって姿形が結びつきません。
〃 ウドとオニユリ

実はこのウドの根元にミョウガの花が咲きそうで楽しみにしていたのですが、この翌日に見たらすでに咲いてしまった後でした。花はクロッカスに似た花でした。
②に続く・・・。