箕面昆虫館での1日 | カメポンニュの足跡

カメポンニュの足跡

関西がホームグランドです。自転車や徒歩、自家用車であちらこちらを本能のままうろついています。

 19日は午前は昆虫採集、午後は昆虫のふれあい体験の補助に入った。朝からあいにくの雨模様。10時に出発するときは小雨が降ってきた。20名ほどの参加者は欠席もなく出発する。

 皆さんは傘もささずに歩いているが最後尾の私はしっかりと傘をさしている。情熱が違う。先生が昆虫を捕まえて説明すると群がっていく。横池のオタマジャクシを思い出す。

 大人よりも子供方が素早く生き物を見つける。

 昆虫館の服を着ているので「先生、これは何ですか。」と聞いてくる。子供は人を見る目がない。こんな奴に聞いても頭の中は空っぽなのに…。でも、大人はこざかしいのでこう答える。「君はどう思う。」「サシガメかと思います。」私の知らない名前を平気で答える。知っていそうな人にどうですかと聞くとどうやらサシガメらしい。ちょっと勉強になった。

 雨がひどくなったので予定を切り上げて昆虫館に戻る。11時に解散だ。私の次の予定は13時20分である。弁当を食べて小雨の中滝道へ出る。7月に六甲山の観察グループのメンバーを案内しなければならない。その下見をする。

 これはエゴノキかな。でも、7月には散っている。

 滝へ着くとさすがに人は少ない。しばらくしぶきを浴びてリフレッシュする。

 午後はいつものようにヘラクレスオオカブトに働いてもらう。

 この子は4月に羽化したばかりなので足の力が強い。しっかりとしがみついているのでなかなか出てくれない。今日は入館者が少なかったので子供たちがたっぷりと触っていた。

 後半の蝶の幼虫。これもまたまたおなじみのオオゴマダラに活躍してもらう。外人さんが1組来ていろいろと質問をしていた。菅ちょうさんたちに答えを聞いて何とか理解をしてもらえた。

 見学に来ていた家族が「卵を産んでいる!」と教えてくれた。たしかに、大量に生みつけている。

 今日は参加者の方々に一杯教えてもらえた。まあ、いつものことではある。帰りはいつものように赤ちょうちんに吸い寄せられていった。蝶と一緒である。