行者山の下見 | カメポンニュの足跡

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関西がホームグランドです。自転車や徒歩、自家用車であちらこちらを本能のままうろついています。

 2日は来年の4月の観察会の下見に宝塚市の行者山に向かった。逆瀬川駅に9時30分集合。45分のバスで宝塚西高校前へ行くという。この道はいつも自転車で走っている。西高校前まで先に自転車で上がる。途中の武庫川河川敷でカモの仲間が河川敷でお食事中。水鳥が地上で鳩のように餌を他食べているのは何かしっくりとこない。私の頭が固くなってきているのだろう。

 バス停でしばらく待つ。10時前に到着したバスから6名の方たちが下りてきた。早速出発点に移動する。まずはゆずり葉園地で植物観察をするという。とりあえず自転車を止める。

ここからコバノミツバツツジ回廊を回る。

軽い登り道である。

コバノミツバツツジが少し咲き出している。花の造りの説明を聞く。

 この道は植物の名前を書いた看板がついているのでストレスなく歩くことができる。

 「ゆずり葉園地」とあるがヒメユズリハがたくさんある。ヒサカキやクロモジの花が咲いている。どちらも雌雄別なので雄花と雌花の違いを楽しむ。

 12時過ぎに出発点近くまで戻り昼食。ここから行者山を登るというのが今日の計画だ。食事後に上るとは斬新なアイデアではあるが体と気持ちが嫌がる。でも、班長さんが一生懸命考えてくれたのだろうから文句を言いながらも歩く。

 まずは車道をぐんぐん登る。ここで1名が離脱する。まだしばらく登る。バス停がある。ここで2名が離脱。この3名の方は精神状態が普通なのだろう。今、この集団で見ると7名中3名が離脱した。多数派は登山組だ。ここではこれが普通の人である。でも、一般の方が7名このコースを歩くと6名は離脱するのではないかと思う。などと下らないことを考えなければ先へ進めない。登山口で自転車を止めて歩く。植物観察は少しお休みだ。班長さんはまじめに観察をしている。さすがである。ちょろっと上って行者山山頂に着く。

 ここは眺めが今一なので東観峰まで進む。もう頭がマヒしているので何も考えない。

 ここは眺めがいい。

 宝塚の町が間近に見える。ここから光が丘のバス停まで下る。とりあえずそこまで一緒に下りバス停で解散となる。私は再び上り返して自転車まで。ここから逆瀬川駅までは下りのみ。すいすいと下る。残りも気分よく漕ぎ、家にたどり着いた。今日は精神的に強くなった気がした。