六甲山上の下見 | カメポンニュの足跡

カメポンニュの足跡

関西がホームグランドです。自転車や徒歩、自家用車であちらこちらを本能のままうろついています。

 5月の観察会の下見を30日に行うことになった。植物は4月に大きく成長する。私はなかなか成長しない。とりあえず下見に参加する。いつものようにJR住吉駅からぽたぽたと歩いてケーブル山上駅へ向かう。今日はうっかりとしていて長袖のトレーナーを着ている。登り口に着いたときは汗びっしょり。トレーナーを脱いで半袖のTシャツに着替える。登りだして下を見ると天気予報通りの黄砂が見える。

 寒天山道は今日はけわしい道を進む。ゆるいほうが楽だし時間も変わらない。でも、何となく年寄りの意地がある。

 途中でヒサカキの花を見つける。仏壇の花束の奥にある葉はサカキだと思っていたのだが先日花がいっぱいついていた。あれもヒサカキだったと初めて知った。

 アセビが花をつけている。この花もなかなか派手である。

 山上に出る手前の馬の背の部分。以前崩れて簡単な補修をしているがどうやら本格的に手を打たねばならなくなってきている。この場所は崩れていくのが自然である。安全とのバランスが難しい。

 山上に着くと汗びっしょり。黄砂で景色は霞んでいる。今日は眺めに期待しない。

 9時30分に集まって出発する。枯れているものを見ているが5月は緑になっていることであろう。

 ツタウルシの冬芽。これの葉が開いたらかぶれるパワーが全開となる。5月にはそのパワーが見られるだろう。

 ミヤマカタバミが花をつけているが5月には散っている。

 記念碑台手前でヤギさんを見る。なかなか可愛い。

 家の人の話ではかなり大量の草を食べるらしい。庭の草刈りが楽になるそうだ。

 記念碑台で昼食後、ホテルコースを回る。よく歩くコースではあるが案内してもらうと新しいことがどんどんとわかる。

 これはキヅタ。よく通るところではあるが初めて見た。葉がカクレミノのように変化する。

 コシアブラの冬芽。これは5月には開いている。

 最後に旧六甲山ホテルに出て植栽のカツラを見る。冬芽が特徴的だ。

 今回はコースを歩いてみた。まだこれから大きく変化すると思われる。次回下見は4月下旬になる。もう、葉が出ているので何を案内するのか探さねばならない。当日までに皆さんに甘えまくっていろいろと情報をいただくことにしよう。