11日は伊丹市で生物多様性講演会があるという。昆虫写真家の海野和男さんのお話だという。どういう方か全く知らないがまあ、時間もあることなので参加することにした。いつものように猪名川沿いを自転車で走っていく。1時からなので時間はある。伊丹駅前のチェーン店で麻婆豆腐定食を頼む。ここの店は以前も入ったがなかなか気合の入った辛さとご飯のお替り無料が気に入っている。ノーマルが「ドラゴンstyle」で「タイガーstyle」「サンダーstyle」「デビルstyle」とグレードがアップしていく。どうしようもない人のために「パンダstyle」というのが欄外に書かれている。今日は「タイガーstyle」を頼む。ドラゴンよりタイガーが強いというのも少し違和感を覚えるがまあ気にしないようにしよう。昔は「デビルstyle」も食べたがなかなか厳しかったのを覚えている。今日はこの後頭を使うのでこれぐらいにしておく。注文を言うときにご飯の大・中・小も聞かれる。もちろん大にする。かなり待ってから到着。20分はかかっている。
石鍋がぐつぐつとしている。ご飯はこんな感じ。献血後に行くところより少ない。右奥のお茶はジャスミン茶であるのがうれしい。ごはん、卵スープ(無茶苦茶優しい味)、野菜サラダ、ザーサイと並ぶ。唐辛子が2本気持ちよさそうに泳いでいるのが見える。久々であるのでなかなか刺激的だ。頭から汗が出てくる。店員さんは女性なのだが店長らしきおっさんが嬉しそうに寄ってきて「お茶をどうぞ。」という。平然とした表情で食べる。ご飯をお替り。「中」を頼む。
「大」と比べるとわずかに少ないだけだ。サービスしてくれているのかもしれない。土鍋に大分させてすべてのマーボーを回収する。最後はスープで口を落ち着かせる。ジャスミン茶で冷却してごちそうさまでした。全部食べていたのでおっさんが少し感心していた。なかなか楽しい店である。
この後まだ時間があるので伊丹市の「いけず石」を調べる。新しい家の所にはないが古い町並みには残っている。時間が近づいてきたので東リホールへと向かう。会場へ行くとなかなかの盛況だ。有名な写真家さんなのだろう。箕面の昆虫館で昨年インタープリター講座を受けていた方も来ていた。声をかけていただいたのだが当時はみんなマスクをしていたので顔を覚えていなかった。すみません。
公演はこんな感じであった。
カメラマンということでカメラの種類や写真の撮り方など私にはちょっと高度な内容も入っていたがいろいろな写真を見せていただいた。すごいのはそのピントの正確さである。スライドを映してさらにアップすると昆虫の体毛までがしっかりと区別できる。「いいカメラで撮っているのだから当たり前だ」と言いたいところであるがスマホで撮った写真も入っている。さすがプロである。色々と素晴らしい写真を鑑賞して写真の可能性の深さを感じて帰路についた。題字の写真で手振れをしているのが今の私なので伸びしろはたっぷりとある。希望をもって明日を生きよう。