くろんど園地から交野山へ | カメポンニュの足跡

カメポンニュの足跡

関西がホームグランドです。自転車や徒歩、自家用車であちらこちらを本能のままうろついています。

 16日は自然観察グループの観察会があった。私市からくろんど園地、傍示を通り河内森へのコースである。この辺りに12年ほど勤めていたのでよく通った場所だ。長い事行っていないので参加することにした。

 10時に私市駅出発の予定であったがJRが遅れていたので少し遅れて出発する。40余名の参加だ。皆さんは元気に歩いている。

 月の輪滝を越えてしばらく行くと道の横にこんな穴があった。

 何やら坑道跡みたいである。この辺りで鉱山があったとは知らなかった。皆さんはさっさと歩くのだが私は横道にそれる。近づくと・・。

 何のことはない。ちょっと期待外れだ。

 奥にはしずくがぽたぽたと落ちている。滝という感じはないけれど今まで気づかなかったものに気づけたのはうれしい。

 こんな小さな花は私なら絶対に目に入らない。シュンランというそうだ。なかなか面白い形の花だ。皆さんはすごい目をしている。

これはラクウショウの気根。これは私でもわかる。大量に出ているのが面白い。タケノコのようだ。

 バーベキュー広場で昼食を取る。青空が気持ちいい。

ここから出発してキャンプ場へ行く。ここの池というか水溜まり状のところにサンショウウオがいるという。覗き込むとオタマジャクシと卵がある。

 カエルにしたらオタマの形がおかしい。また、卵も一個ずつ独立していて大きい。

 多分サンショウウオの一種であろう。何回も来ていたのに初めて知った。ここから少し行ってミズバショウを見る。もう咲きだしている。この場所も知っていたがミズバショウがあったとは知らなかった。

 さらにこの横にカタクリの咲くところがある。これも知らなかった。大体私がこの新野で働いていた時はここはランニングコースで息を切らしひて汗まみれで通っていた。もったいなかったのだなあ。

 園地から上に出て傍示に着く。ここで皆さんとお別れして交野山に向かう。ちょっとへまをして迷った箇所もあったが昔を懐かしがりながら歩く。山頂が見えてきた。山頂ではこうして立ち上がりたくなる。

 山頂直下の鳥居。ここをくぐったらすぐに頂上に出る。

 頂上に着く。10年以上ぶりである。懐かしい。

 この岩の上に登る。いい景色だ。

 岩に刻まれている梵字を見る。なつかしい。

 ここからは私が好きだった「みはらしの道」を下る。昔は走って下りていたが今は無理。でも、その分景色を楽しみながら下る。下の集落へ出て昔の職場の前を通り駅へと向かった。駅前は昔は田んぼでカブトエビを取っていたのだが今は住宅に代わっていた。 

 懐かしい地域を歩いて満足であった。