#後悔していること  母の最後 | 腸閉塞から復活♡体調不良を食事と環境で整えます

腸閉塞から復活♡体調不良を食事と環境で整えます

夢は豊かで健康で幸せな老後
漢方アドバイザー
薬膳コーディネーターの資格取得
自分の体調改善のためにやってきた事や日々の暮らしを書いています
息子2人は独立
横浜で夫と2人暮らし



こんにちは🤗

昨日は夜も温かくて。


昨日と打って変わって今日は雨

寒いです🥶





私の母は6年前にスキルス胃がんで

亡くなりました。


癌になってからの治療などは

父はすでに亡くなり私は一人っ子なので

母の兄妹や私の家族に相談はしましたが

基本すべての事は

母と私で決めました。



癌が見つかった時は

余命3ヶ月で

母は延命を望まず

高齢でもあったので、

最後は緩和ケア病棟に入りました。



 

緩和ケア病棟は個室で

ホテルみたいに綺麗だし

コロナ前だったから

家族も泊まる事ができるし

看護師さんも優しいし

外泊外出もok

ペットがいればペット同伴もok

歯医者さんのクリーニングや

ヨガのレッスン

アロマのマッサージまで

付いてました。

1日一万円

高額医療費が使えるのて

本人負担はそれほど高くありません。



母は生前、まだ癌じゃなかった時に

たまたまお見舞いで来た

この病院の

緩和ケア病棟


最後はここに入りたいわー

と言ってました。

最後に願いを叶えた訳です。



本当に素晴らしい環境で看病してもらって

本人も家族も大変感謝してます。



でも

唯一で最大の私の後悔




緩和ケアに入るという事はもう

医療的な事はしないという事です。



でも点滴や痛み止めはしてもらえます。



母は緩和ケアに入ってから

とても調子が良くなり

ここに2年くらい入ろかなー

とか笑って言ってました。

食べ物も自由で

母の姉妹やお友達と

おやつを食べたりコーヒーを

飲んだりして楽しんでました。




でも突然容態が悪くなり

鼻から入れたチューブから

緑色の腹水が出て

とても苦しそうでした。



我慢強い母が、ある時

自分でチューブを抜いてしまいました。



お見舞いに行った時、

面会ができなくなっていて

ナースステーションに聞きに行くと

今、チューブを入れ直してるので

お待ちくださいとのこと。



処置が終わって入ると

チューブと点滴に繋がれてる母



泣いていました。

ものすごく強い母だったので

泣いてるのは初めて見ました。



どうしたん?

しんどい?


と聞くと


チューブが嫌や

と言います。



身体で処理できない腹水が出てきて

たまらなくしんどいらしい






母は点滴で24時間栄養を入れていて

身体で処理できないのが溜まって

溺れるように苦しいんじゃないか❓

と思いました。

もちろん私に医学的な知識は

ないのですが、



お医者様に

母が苦しそうなので点滴を外して欲しい

とお願いしました。



お医者様は

点滴を外すと脱水になりますよ。

脱水がどんなに苦しいかわかりますか❓

と言われて

私は何も言えませんでした。



最後の最後まで

点滴をつけたまま





母が亡くなった後に読んだ本に

人間は何も食べれなくなっても

最後は腹水を栄養にして

枯れるように死ねる

と書いてありました。



あの時、もっと強く

点滴を外して欲しいとお願いできたら

母はもう少し楽になれたんじゃ無いか?

枯れるように死なせてあげたかった。

それが治療を拒否した母の

のぞみだったのではないのか?

それは無理な事なのか?



答えはないけど

病院の前を通るたび

思います。









後悔していること

 

 

 

 

 

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