数年前ハワイに出掛けた時のことです
ご存じの方も多いかと思いますが、ホノルルのあるオアフ島のワイキキビーチは人造の砂浜でどこからか白い砂を運び入れて作ってあります
夕暮れの海に沈む夕陽を眺めに多くの日本人の新婚さんのカップルが訪れていましたが、私はただ一人お邪魔虫とは重々承知の上、真っ赤な夕陽をボーッと眺めていました
とにかく大きな紅に染まった夕日が海に沈む光景は絶品で、ただ一人で来ていることだけが悔やまれてなりませんでした
ところで、私が逗留していたホテルには日系のチーフがいて、とても良くしてくれました
部屋にあったコーヒーメーカーがしょっちゅう故障したため、昼から夜から一階のカウンターに詰めている「ケビン」君の所に相談に出掛けていました
最終日にホテルをチェックアウトする際に、コーヒーメーカーの件ではとてもお世話になりました、トラブルメーカーで悪かったねと訳のわからないダジャレで別れの挨拶をしたのですが例によって独りよがりで、分かってもらえなかったようでした
帰り際にホノルルにいくつもあるABCマーケットでお土産用にレモンの香りのパームオイルの小さな缶をいくつか購入して、帰国した際成田から都内に入りある女性にプレゼントしたのですが、他の誰かにもあげるんでしょと嫌味を言われたことを今でも懐かしく思い出します
彼女はみやびちゃんと言いましたが、新体操をやっていた抜群にスタイルの良い女の子でした
彼女とは何となく疎遠になり、程なく別れてしまいましたが、鼻の高いキレイな面立ちだけは今でもしっかりと覚えています
下町の女の子でしたが、とても気立ての良いいい子でした
まぁ、誰にも忘れられない異性は数人はいるのではないでしょうか
人生心底楽しい思い出はそういくつもあるわけではないはずですから、思えば大切な女性でした
あの時、そう言えば
みやびちゃんと一緒にお風呂に入って
その後の事は、ご想像にお任せしましゅ