スケバンお京さんの狂犬日和(再会編-13)
たまには,予告通りアップしないと・・・。
って,嫌々かい!
まあ,AKBの「オールナイトニッポン」も終わったんで,書いてみます。
でも,続けてNMBが「オールナイトニッポンR」やってるんですよねえ。
ラジオ聴いて仕事は出来るんですが,
ブログ書くのは無理なんで,泣きながら書いてます。
って,オイオイ!
んなワケで,本題イキます。
前回,私が被害者であることが判明。
相手が勝手に勘違いしただけだろ!
実は,この時の経験が後に生かされることになるんです。
それも40才を越えたところで。
これは「お台場自主的花火大会」に書いてあるんで,興味がある方はどうぞ。
まあ,人生,引き出しは多い方がいいです。
って,一般人には,いらない引き出しだけどな!
さて,係員に待ってろと言われて,待ってたら後々いろいろとヤバそうです。
それに,人の好意を踏みにじってこそ私。
どんだけ性格,歪んでるだよ!
係員は,ツッパリ君を追っていったんで,とりあえずお京さんも逃げ切れたと判断。
ズボンの埃を払い落として鞄を拾い上げると,
今朝自宅を出たときと比べると,かなり傷んでました。
たった1日で,ここまで傷むこともあるんですねえ。
って,普通はねえよ!
最終的には出口へ行きたいとこですが,またしても,最初に目指すは水道。
これだけダメージ負うと,鞄,お京さんじゃないですが,重く感じました。
仕方なく,デッキシューズについたタルタルソースを洗い流し,再び頭を洗うことに。
どっ,ヒョーーッ!!
さっきより,つべたい!!!
ただ,そのおかげで,ちょっとだけシャキっとしたような感じが?
ピチャピチャと音をさせながら,ヨロヨロと出口へ。
そうしたら,お京さん発見!
物陰から,正面入り口付近を見てました。
おそらく自分では隠れてるつもりなんでしょうが,誰が見ても挙動不審。
連絡が入って,出入り口は非常線が張られていて,
バリケードが置かれてると思ってましたが,それはなさそです。
って,「西部警察」の見すぎだろ!
極悪指名手配犯かよ!
私を見たお京さん,
「おい,花命,大丈夫か?顔真っ青だし,唇も紫じゃん!」
どうやら,やっと私がアカン状態になってるのに気づいてくれたようです。
「あんまり大丈夫じゃないかも」
「悪いもんでも食ったか?」
マジ質問で,そっちかい!
「いや,実は生まれつき心臓悪くてさ。激しい運動,ドクターストップなんだよね」
「え?マジ?そういう事は早く言えよな?」
って,どこに,そんな身の上話ししてる時間あったんだよ!
「ちょっと待てよ?メチャメチャ,ケンカいけてたじゃん?走ってたし?」
「短時間なら,問題ないんだけどね。長くは無理」
「そうなんだ・・・」
「京子さん,僕の見たところ,
何となく普通に出れそうなんだけどさ。どうする?」
「あたいも,そう思う」
「もし,ヤバい感じしたら強行突破で,
大丈夫そうなら,何食わぬ顔で出てくってプランでいいかな?」
「分かった」
「で,できれば,一つ頼みたいんだけどさ」
「何?」
「京子さんが,先に出てくれないかな?」
「つまり,ヤバそうなら,あたいにオトリになれってか?」
「そう!よろしく!」
「やっぱ,面白いわ,花命って。
普通,女に笑顔で頼むことか?
男としてサイテーだろ?」
「誉めて貰ったとこで,もう一つお願いしちゃっていいかな?
あんまり早く走らずに,十分に相手を引きつけからだと助かる」
「キッツイなあ。そこまで言うか?あとで飯オゴれよ」
「最初から,そのつもり」
さっき,鞄の件で言い合いしてから,だいぶ噛み合うようになったようで,
会話が続くようになったようです。
「あの,京子さん,何もなければ,ただ出ればいいから,
くれぐれも事を荒立てないように」
「分かってるって,ちゃんと時間稼ぎしてやるって!」
お京さんと少し距離を置いて,私も出口へと向かいました。
そしたら,お京さん,出口近くになってから,
雄叫びとともに,走り出しちゃいました。
って,やっぱり,そうなっちゃうんかい!
何でやねん!
次回に続きます。