【あの動乱の時代へ、再び】
文久三年 十二月――父を探しに今日へ訪れた雪村千鶴は、このとき彼らと出会った。
人々が恐れる人斬り集団≪新選組』。
彼らの秘密に触れてしまったことで、千鶴の運命は変わる。
新選組の屯所に軟禁され、殺伐とした環境の中で父の安否を心配するばかりの日々。
今のところ、すぐにころされることはなさそうだが、千鶴を監視する彼らの目は、決してやさしくはなかった。
彼らは悪い人間ではない。
気さくに話しかけてくれることもあれば、笑ってもくれる。
……だが、彼らにとって千鶴は仲間ではない。
もし千鶴に存在価値が無くなれば、すぐに斬られるだろう。
一寸前に向けてくれていた笑顔など、何の保証にもならない――。
そんな想いを抱きながらの日々は、千鶴にとってひどく辛いものであった。
そんな日々が三ヶ月ほど続いた、元治元年三月のある日。
千鶴と大使たちの間にごくささやかな転機が訪れる。
――それが、彼女の随想の始まり。
(公式サイトより引用)
以前紹介した、薄桜鬼 ポータブル のファンディスクです。
ファンディスクというものをプレイしたことはないのですが、そこそこボリュームがあったんじゃないかな、と思います。
おまけ(?)の桜花幻想録のほうが本編のような気がしますが(笑)
ファンディスクということで、あらすじはありますが、本編を買っていないと話がわからないと思います。
セットでも出ているので、よければそちらも参考にしてくださいね。
今回は、本編のメインキャラ以外にもサブキャラ(永倉、山南、山崎、近藤、雨霧、不知火、君菊、ちょこっと島田)までちゃんと活躍しています。多少バラつきはありますが・・・。
一つの話を読み終われば、続きの話が解放されるので、一日中PSPを握ってゲームをするようなこともないのでありがたかったです。
話は本編と違ってギャグテイスト、甘い系の話が多いです。
序盤はそれほどでもないかな?土方さんにマジびびりしました。本編で『鬼副長』にピンと来なかった人は、こっちでたぶんわかると思います。
それでも、基本的にみんな可愛すぎて、本気で殺しに来てるな(萌えで)と真剣に思いました。可愛いです。
一番最後に解放された、本編のあのスチルにボイスが入っているのは感涙です。新選組が大好きな人はみる価値があると思います。
おまけの桜花幻想録は、一言で言えば「ギャグ」ですね。
SSLや、主人公が出てこない話、原田さんのあんなシーンまで収録されています。
とりあえず原田さんは自重すべきです(結論)
ただ少し気になったのが、まだ立ち絵の頭が切れてしまっていることと、あるシナリオで立ち絵とスチルの髪の長さに違いが出ていることです。
細かい違いだと言われたら細かい違いなのですが、うーん、もにょもにょするかなあ。
気にならない人は気にならないと思います。